米・ワシントン州の州務長官(Washington Secretary of state)の2018年6月4日付けのブログで、“Primarily Washington”の公開が発表されています。
学校教育や生涯学習の促進や、住民による地元の歴史の理解を目的に、ワシントン州立図書館・ワシントン州立公文書館、及び、両館等による共同プロジェクト“Legacy Washington” が、教員や公共教育の監督官庁と連携して作成・公開したものです。
“Primarily Washington”は、授業プランと両館等が所蔵する一次資料(primary sources)とを関連付けて作成したオンラインの教育ポータルで、現在は6つの授業プランが用意されています。
今後は、同州の歴史に関するオンライン展示の公開も予定されています。
Introducing Primarily Washington, a new education resource(Washington Secretary of state blog,2018/6/4)
https://blogs.sos.wa.gov/fromourcorner/index.php/2018/06/introducing-primarily-washington-a-new-education-resource/
Primarily Washington
http://www.primarilywashington.org/
参考:
米・アイオワ州、学校での活用を目的とした無料のオンラインリソース“Primary Source Sets”を公開
Posted 2017年8月8日
http://current.ndl.go.jp/node/34486
米国デジタル公共図書館(DPLA)、中等・高等教育向け「一次資料セット」に21テーマを追加
Posted 2018年3月1日
http://current.ndl.go.jp/node/35572
米国図書館協会(ALA)、歴史資料を用いて建国期から続くテーマや現代生活への影響について議論する事業“Revisiting the Founding Era”への応募を呼びかけ
Posted 2017年12月18日
http://current.ndl.go.jp/node/35182
米国大学・研究図書館協会(ACRL)、一次資料(Primary Source)利用のためのガイドラインを承認
Posted 2018年3月16日
http://current.ndl.go.jp/node/35657
Europeana、教育分野でのコンテンツ利用の活性化を目的に“Europeana4Education”を立ち上げ
Posted 2017年3月27日
http://current.ndl.go.jp/node/33718
福井県文書館、学校向けアーカイブズガイドを公開:資料解説シートはCC BY 4.0で提供
Posted 2017年5月30日
http://current.ndl.go.jp/node/34058