2017年8月7日、米・アイオワ州は、アイオワ州歴史協会と米国議会図書館(LC)の支援を受け、教員・児童・生徒や生涯学習で活用することを目的とした無料のオンラインリソース“Primary Source Sets”を、同州文化部(局)のウェブサイトで公開したと発表しています。
LCのTeaching with Primary Sourcesプログラムから約10万ドルの助成を得て、約1年をかけて作成されたもので、教員が歴史上の主要な転換点を示すための教材を作成することを支援するために開発されました。
2020年までに全ての学年でアイオワの歴史を取り入れることが求められていることから、約20%がアイオワ州に関するコンテンツとなっており、また、教員が指導する際に活用できるツールキットも用意されています。
New Online Resource Brings Iowa History to Teachers/Students(Iowa Department of Cultural Affairs,2017/8/7)
https://iowaculture.gov/about-us/news-and-media/press-releases/new-online-resource-brings-iowa-history-to-teachers-students
Primary Source Sets(Iowa Department of Cultural Affairs)
https://iowaculture.gov/history/education/educator-resources/primary-source-sets
参考:
米国議会図書館、タブレット対応の学生向けコンテンツ“Student Discovery Sets”に新規コンテンツ3点を追加
Posted 2016年6月2日
http://current.ndl.go.jp/node/31723
米国デジタル公共図書館が作成する、米国の歴史・文学・文化についての児童・生徒向け一次資料セットが100セットに到達
Posted 2016年4月12日
http://current.ndl.go.jp/node/31320
Europeana、教育分野でのコンテンツ利用の活性化を目的に“Europeana4Education”を立ち上げ
Posted 2017年3月27日
http://current.ndl.go.jp/node/33718
福井県文書館、学校向けアーカイブズガイドを公開:資料解説シートはCC BY 4.0で提供
Posted 2017年5月30日
http://current.ndl.go.jp/node/34058