米国大学・研究図書館協会(ACRL)、一次資料(Primary Source)利用のためのガイドラインを承認

2018年3月15日、米国大学・研究図書館協会(ACRL)が、同理事会が、一次資料(Primary Source)利用のためのガイドライン“Guidelines for Primary Source Literacy”を承認したと発表しています。

ACRLの貴重書・手稿部会(RBMS)と米国アーキビスト協会(SAA)の合同タスクフォースにより策定したもので、一次資料を効果的に利用するために必要な知識・技能の範囲を明示するとともに、利用にあたっての優良事例を体系化することを目的としています。

同ガイドの対象は、図書館員、アーキビスト、教員、大学生相手に仕事をする人とされていますが、K-12の児童・生徒や一般市民も利用できるように柔軟に書かれていると紹介されています。

現在、SAAの承認待ちとなっています。

Guidelines for Primary Source Literacy(ACRL insider,2018/3/15)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/15473

Guidelines for Primary Source Literacy [PDF:18ページ]
http://www.ala.org/acrl/sites/ala.org.acrl/files/content/standards/Primary%20Source%20Literacy2018.pdf

参考:
米国大学・研究図書館協会(ACRL)及び米国アーキビスト協会(SAA)の承認を受け「アーカイブ資料や特別コレクションによるサービスのための評価基準」が公開
Posted 2018年1月26日
http://current.ndl.go.jp/node/35383