2017年11月14日、米国大学・研究図書館協会(ACRL)は、アーカイブ資料や特別コレクションによるサービスのための統計的評価基準“Standardized Statistical Measures and Metrics for Public Services in Archival Repositories and Special Collections Libraries”が同理事会で承認されたと発表しています。
図書館がコミュニティーに提供する価値を示し、アーカイブ資料や特別コレクションの利用増加を促すために、同サービスのもたらす効果や業務の有効性に関する証拠を集め、分析し、共有することの必要性が増しているものの、これまで広く受け入れられている統計的な基準がなく、有意義な評価やベストプラクティスの提示・評価を行なうことができなかったために、ACRLの貴重書・手稿部会(RBMS)と米国アーキビスト協会(SAA)の合同タスクフォースによって策定されたものです。
両協会での共同採択を目指し、現在、SAAでの承認のための審査が行われています。
Standardized Statistical Measures and Metrics for Public Services in Archival Repositories and Special Collections Libraries(ACRL,2017/11/14)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/14768
Standardized Statistical Measures and Metrics for Public Services in Archival Repositories and Special Collections Libraries(ACRL)
http://www.ala.org/acrl/sites/ala.org.acrl/files/content/standards/statmeasures.pdf