カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示


米・Ithaka S+R、コミュニティカレッジの図書館と学習支援活動に関する報告書を公開

2018年8月13日、米・Ithaka S+Rが、米国のコミュニティカレッジの図書館や学習支援活動が学生の成功を支援するためのプロジェクトの調査報告書“Amplifying Student Voices: The Community College Libraries and Academic Support for Student Success Project”を公開しました。

同プロジェクトは、カレッジの方針と学生のニーズの双方を満たす「学生の成功」を定義し、そのためにどのようなサービスをカレッジと図書館が提供すれば最も効果的かを調査するものです。同報告書はプロジェクトの第一段階として、米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)の協力のもと、米・Northern Virginia Community Collegeほか6つのコミュニティカレッジで、37人の学生への半構造化インタビューを行った結果をまとめたものです。

【イベント】奈良県立図書情報館、災害防災文庫開設記念講演会「~築・土・構・木~ 奈良を襲った大水害の記憶と教訓」を開催(8/19・奈良)

2018年8月19日、奈良県立図書情報館で、災害防災文庫開設記念として、講演会「~築・土・構・木~ 奈良を襲った大水害の記憶と教訓」が開催されます。

1982年8月の大和川大水害、奈良盆地特有の河川の成り立ちや地域の変遷等をふまえた都市部における総合的な治水対策及び、2011年9月の紀伊半島大水害の現場での体験と復興の状況について、前奈良県まちづくり推進局長の金剛一智氏による講演が行われます。参加費は無料ですが、定員は100人(先着順)で、申込みが必要です。

災害防災文庫は、東日本大震災や紀伊半島大水害等の教訓を伝える情報や、広く災害を知り防災・減災を考えるのに役立つ情報を提供し、先人が残した災害経験から培われた災害の記録と災害文化の記憶を語り継ぐものであるとされています。

~築・土・構・木~ 奈良を襲った大水害の記憶と教訓 <災害防災文庫開設記念講演会> 平成30年8月19日(日)(奈良県立図書情報館)
http://www.library.pref.nara.jp/event/2759

【イベント】APLシンポジウム「伝統を未来へ、組版の国際化」(9/19・東京)

2018年9月19日、慶應義塾大学三田キャンパスで、Advanced Publishing Laboratory(APL)が主催するシンポジウム「伝統を未来へ、組版の国際化」が開催されます。9月18、19日に開催されるW3Cの固定レイアウト国際会議の報告や、CSS、日本語組版、組版ルールの標準化動向などの紹介が予定されています。

参加費は無料、定員は120人(先着順)で、申込みが必要です。

シンポジウムの内容は次のとおりです。

挨拶 村井純氏(APL理事長/慶應大学教授)
APL特別表彰式 fantasai氏、Richard Ishida氏〜Web組版の国際化と日本語対応への貢献〜
fantasai氏業績紹介 村田真氏
Richard Ishida氏業績紹介 小林龍生氏

講演
W3C 固定レイアウトWS報告 Florian Rivoal氏
各国での組版標準化(xLreq)動向 Richard Ishida氏
中文組版(CLreq)の標準化動向 董福興(Bobby TUNG)氏
日本の巻物文化 橋口 侯之介氏(誠心堂書店)

【イベント】公開講演会「戊辰戦争期の木版刊行物」(9/9・福島)

2018年9月9日、福島県立図書館で、戊辰戦争期木版刊行物研究会が主催する公開講演会「戊辰戦争期の木版刊行物」が開催されます。木版刊行物の特徴を史料学・政治史の観点から検討し、データベースの公開状況についても考えるものです。

第1部のワークショップ、第2部の講演会・討論で構成されます。第1部、第2部のいずれも定員60人で、参加費は無料ですが、第1部は図書館司書・博物館学芸員が対象であり、事前の申込みが必要です。第2部は入場自由です。

内容は次のとおりです。

・第1部 ワークショップ(13:05-15:00)

「戊辰戦争期木版刊行物の基礎知識について」
藤實久美子氏(ノートルダム清心女子大学教授)

「『太政官日誌』を知る‐太政官日誌データベースからわかること‐」
石田七奈子氏(港区立港郷土資料館文化財保護調査員)

ワークショップ「『太政官日誌』書誌データの収集方法」

・第2部 講演会と討論(15:00-16:30)

「『中外新聞』から見る戊辰戦争‐報道と論説‐」
寺島宏貴氏(国立公文書館調査員)

名古屋大学附属図書館、西洋古典籍デジタルライブラリーを公開

2018年8月1日、名古屋大学附属図書館が、西洋古典籍デジタルライブラリーを公開したと発表しています。
世界的にみて希少性の高い著作や公開にふさわしい著作をデジタル化しており、今後も著作の順次公開が予定されています。

08/01 〔電子コレクション〕 西洋古典籍デジタルライブラリーを公開しました(名古屋大学附属図書館, 2018/8/1)
http://lws.nul.nagoya-u.ac.jp/news/denshi/2018/180801-2

西洋古典籍デジタルライブラリー
https://libdb.nul.nagoya-u.ac.jp/infolib/meta_pub/G0000012sktn

米国議会図書館(LC)、長期保存のための推奨フォーマットのガイド“Recommended Formats Statement”の2018-2019年版を公開

2018年8月、米国議会図書館(LC)は、長期保存のための推奨フォーマットのガイド“Recommended Formats Statement”の2018-2019年版を公開しました。

今回の改訂では、データセットの推奨される受渡し方法として、ダウンロードURLの利用が新たに追加されるなど、実際のワークフローを反映した改訂が行なわれています。

Ensuring the Long-Term Accessibility of Creative Content(LC,2018/8/10)
https://blogs.loc.gov/loc/2018/08/ensuring-the-long-term-accessibility-of-creative-content/

加藤周一デジタルアーカイブ、手稿ノート類を新たに公開

立命館大学の加藤周一デジタルアーカイブに、同氏による手稿ノート「狂雲集註」、「Notes on Arts」、「1968 1969」、「詩作ノート」が新たに公開されています。

@kato_shuichi(Twitter,2018/7/17)
https://twitter.com/kato_shuichi/status/1019036843138936832

加藤周一文庫(立命館大学図書館)
http://www.ritsumei.ac.jp/library/collection/collection13.html/

READプロジェクト、デジタル化ツールを試用するイベント「スキャナソン」を3か国で同時開催

古文書のアクセス向上を目指すREAD(Recognition and Enrichment of Archival Documents)プロジェクトが、2018年6月8日、英国国立公文書館(TNA)、フィンランド国立公文書館及びスイス・チューリッヒ州立公文書館で、デジタル化のためのツールを試用するイベント「スキャナソン」を同時開催していました。

試用されたツールは、同プロジェクトの一環として開発された、モバイルアプリのDocScanと、テント形のScanTentという装置です。ScanTentは、中に資料を置き、装置の上に携帯電話を置いて資料を撮影するというもので、中にはLEDライトを備えています。DocScanは、資料のページを繰ると自動的に撮影する機能を備えており、両者を併せて使用すると効果的であるとされています。

また、同プロジェクトでは、更なるフィードバックを得るため、TNAをはじめとする数機関にScanTentを提供したとしています。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)運営委員会、「統合イノベーション戦略についての見解」を公表

2018年8月2日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)運営委員会が、「統合イノベーション戦略についての見解」を公表しています。

6月15日に閣議決定された『統合イノベーション戦略』に盛り込まれた「第2章 知の源泉(2)オープンサイエンスのためのデータ基盤の整備」に関して同運営委員会の見解を示したものです。

統合イノベーション戦略についての見解(JPCOAR,2018/8/2)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=74#_href_243

統合イノベーション戦略についての見解
http://id.nii.ac.jp/1458/00000106/

伝統文化の保護・促進を目的に図書館員がファッションを活用することの可能性(マレーシア)(文献紹介)

2018年8月にマレーシアのクアラルンプールで開催される第84回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、マレーシア・サラワク州立図書館のPuspa Diana Jawi氏・Japri Bujang Masli氏・Muhammad Annwar Adenan氏による“Wear the past in the present for the future”と題する文献が公開されています。

図書館・図書館員が伝統文化遺産の保護・促進を目的にファッションを活用することの可能性を議論することを目的に行った、図書館員と利用者へのアンケート調査の結果を紹介したものです。

同文献によると、マレーシア政府は、2008年から、染織工芸品・バティックを支援するため、毎週木曜日や公式行事の際に公務員がバティックを用いた衣装を着用する政策を実施しています。

調査では、バティックは美しいかという質問に対して、90.5%の図書館員と77.9%の利用者が、バティックはどのような場面でも適切な衣装であるという質問に対して、81%の図書館員と64.8%の利用者が、バティックの着用が文化遺産の保護につながるかという質問に対して、90.5%の図書館員と83.6%の利用者が同意もしくは強く同意すると回答したとのことです。

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