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カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示

文部科学省、科研費改革について2つの報告書を公表

文部科学省は、2016年12月20日付で報告書「科研費による挑戦的な研究に対する支援強化について」、2017年1月17日付で報告書「科学研究費助成事業の審査システム改革について」を公開しています。

前者では、研究種目の見直しと、「挑戦的萌芽研究」・「若手研究」・「特別推進研究」それぞれについて報告が行われています。「新学術領域研究」については、2020年度助成(2019年9月公募)を目標に、見直しが行われる予定です。

後者では、2018年度助成(2017年9月公募予定)以降の新審査システムへの移行に係る取組全体を「科研費審査システム改革2018」とし、
・現行の「系・分野・分科・細目表」は廃止し、新しく「審査区分表」を設定する
・「基盤研究(B・C)」、「若手研究」の審査は306の「小区分」で行い、「2段階書面審査」により採否を決定する。
・「基盤研究(A)」及び「挑戦的研究(開拓・萌芽)」の審査は65の「中区分」で行い、「総合審査」により採否を決定する。
・「基盤研究(S)」の審査は11の「大区分」で行い、「総合審査」により採否を決定する。

などが示されています。

科研費による挑戦的な研究に対する支援強化について(文部科学省科学技術・学術審議会学術分科会研究費部会、2016/12/20)

電子フロンティア財団(EFF)、1月16日から20日まで"Copyright Week"を開催

電子フロンティア財団(EFF)は、2017年1月16日から20日まで"Copyright Week"を開催していました。「著作権ウィーク」は、5年前のSOPA(オンライン海賊行為防止法案)を巡る議論と抗議行動を受けて毎年この時期に開催されています。ウィキメディア財団やクリエイティブ・コモンズ、ARLやALAなどの機関が参加していました。

パブリックドメインを促進し後退させないことや、著作権が所有の自由を妨げていないこと、著作権ポリシーは参加型かつ民主的で透明なプロセスを通じて設定されるべきこと、著作権法では全てのクリエイターの利益を考慮すべきであること、等の著作権の原則について、議論等が行なわれていました。

COPYRIGHT WEEK
January 16, 2017 - 12:00am to January 20, 2017 - 11:00pm. Everywhere
https://www.eff.org/event/copyright-week
https://www.eff.org/copyrightweek

It's Copyright Week: Join Us in the Fight for a Better Copyright Law(EFF, 217/1/16)

米国のレファレンス・利用者サービス協会、優れたレファレンスソース及びビジネス向けレファレンスのための優れたウェブサイトのリストを発表

2017年1月21日、米国図書館協会(ALA)のレファレンス・利用者サービス協会(RUSA)が、2016年に出版された優れたレファレンスソースのリスト“2017 Outstanding References Sources List”及びビジネス向けのレファレンスのための優れたウェブサイトのリスト“Best of the Best Business Reference Websites”を発表しています。

Outstanding Reference Sources Announced(RUSA,2017/1/22)
http://rusa.ala.org/update/2017/01/outstanding-reference-sources-announced/

Best of the Best Business Reference Websites 2017(RUSA,2017/1/22)
http://rusa.ala.org/update/2017/01/best-of-the-best-business-reference-websites-2017/

参考:
レファレンス・利用者サービス協会(RUSA)が選んだ2015年の優れたレファレンスソースほか
Posted 2015年2月2日

岡山市、ユネスコ学習都市賞2017を受賞

2017年1月19日、ユネスコ生涯学習研究所(The UNESCO Institute for Lifelong Learning:UIL)が、学習都市として顕著な進展のあった都市の努力を表彰する2017年の「ユネスコ学習都市賞」に世界の16都市を選びました。日本から、岡山市が選ばれています。

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development:ESD)や、コミュニティ学習センターに重点的に取り組むとともに、それらの活動の成果を測定するために指標を確立したことが評価されています。

図書館関係では、廃車となった鉄道の客車を移動図書館として活用しているアルゼンチンのビヤマリア市が選ばれています。

Sixteen cities to receive the UNESCO Learning City Award 2017(UIL,2017/1/19)
http://www.uil.unesco.org/lifelong-learning/learning-cities/sixteen-cities-receive-unesco-learning-city-award-2017

岡山市のユネスコ学習都市賞2017の受賞について(文部科学省,2017/1/20)

落雷による火災で被害を受けた諫早市立森山図書館(長崎県)の図書館ボランティア団体が、完全復旧のための支援を呼びかけ中

2016年8月の落雷により火災が発生した、長崎県の諫早市立森山図書館の図書館ボランティアグループが、完全復旧に必要な備品を寄贈するための寄付を呼びかけていることが地元紙で紹介されています。

また、すすが被るなどの被害を受けた書籍4万冊の修復作業への協力も呼びかけていることも報じられています。

火災の森山図書館 完全復旧へ 募金や本の修理の協力を 利用者グループ呼び掛け(YAHOO!JAPAN ニュース<長崎新聞>,2017/1/18)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170118-00010000-nagasaki-l42

参考:
落雷による火災で休館していた諫早市立森山図書館(長崎県)が2016年11月4日から部分開館
Posted 2016年11月4日
http://current.ndl.go.jp/node/32871

諫早市立森山図書館(長崎県)、火災により休館中:所蔵資料に被害
Posted 2016年8月10日
http://current.ndl.go.jp/node/32292

米・ロサンゼルス公共図書館とロサンゼルス統一学区が連携し、学習支援を目的に、全園児・児童・生徒に図書館カードを配布

2016年12月7日、米国カリフォルニア州のロサンゼルス公共図書館がロサンゼルス統一学区と連携し“Student Success Library Card Program”を開始すると発表しています。

学区内の全生徒に配布することとなっており、第1弾として、学区内の全ての幼稚園児と、試行対象の3校の児童・生徒に“Student Success library card”5万8,000枚を配布しており、今後2年間で65万5,000枚配布する予定です。

同カードの所持により、延滞料なしで無料で3冊までの図書の貸出が可能で、また、無料で図書館が提供するオンラインリソースが利用できるほか、大学進学準備をしている生徒は、オンライン宿題支援サービスを利用することが出来ます。

その他、数学・科学・英語のオンラインチュートリアルも用意されていると紹介されています。

Los Angeles Students to Receive Library Cards(Los Angeles Public Library,2016/12/7)
http://www.lapl.org/sites/default/files/press/2016/pdfs/student-success-release.pdf

参考:

米国大学・研究図書館協会とChoice誌、大学・研究図書館員向けのモバイルアプリの提供開始

2017年1月19日、米国大学・研究図書館協会(ACRL)は、同協会で学術書の書評誌Choiceを発行する出版部門と連携し、モバイルアプリの提供を開始すると発表しています。

大学・研究図書館員に対して、ACRLやChoice誌の最新ニュースに加え、蔵書構築や、専門能力開発に関する最新のコンテンツを届けるアプリとなっています。

ACRL and Choice Launch New App(ALA,2017/1/19)
http://www.ala.org/news/member-news/2017/01/acrl-and-choice-launch-new-app

直方市立図書館(福岡県)、「認知症カフェ図書館」を毎月開催へ

2017年1月21日、福岡県の直方市立図書館が、今年から毎月第4土曜日に「認知症カフェ図書館」を開催することになったと発表しています。

Facebook(直方市立図書館,2017/1/20)
https://www.facebook.com/Nogata.City.Library/photos/a.387808447936035.99088.298440456872835/1306628656054005/?type=3&theater

参考:
直方市立図書館(福岡県)、認知症関連資料コーナーを設置し、講座や簡易検査を開催
Posted 2016年9月20日
http://current.ndl.go.jp/node/32564

【イベント】研究会・見学会「現代アートとアーカイブの問題」in 金沢21世紀美術館(1/29・金沢)

2017年1月29日、金沢21世紀美術館(石川県金沢市)で、研究会・見学会「現代アートとアーカイブの問題」in 金沢21世紀美術館が開催されます。

金沢21世紀美術館見学会と研究会「現代アートとアーカイブの問題」で構成されています。研究会では、現代芸術祭のアーカイブと、学術資料アーカイブの活用についてのレクチャーに続いて、アート・アーカイブ作成に携わっている研究者を交えたディスカッションが行なわれます。また、金沢21世紀美術館で開催中の展示も観覧できます。

参加費は無料で、事前申込が必要です。

【見学会】
12:30:開会挨拶
12:35~12:55「金沢21世紀美術館とそのアーカイブについて」
石黒礼子(金沢21世紀美術館アーキビスト)
鷲田めるろ(金沢21世紀美術館キュレーター)
12:55~14:00 館内見学 —交流ゾーン、アートライブラリー、アーカイブなど/解説付—

【研究会】
[レクチャー]
14:00~14:40「鶴来現代芸術祭アーカイブ展について」
鷲田めるろ
14:40~15:20「学術資料情報の生成と活用に向けた取り組みについて」
堀井洋・上田啓未(合同会社AMANE)

[トーク&ディスカッション]
15:30~16:20 司会・コメンテーター:赤間亮(立命館大学アート・リサーチセンター)

内閣府、国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議の展示・学習等及び保存・利用支援等合同ワーキンググループ(第4回)の配布資料を公開

2017年1月18日、内閣府の国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議の、展示・学習等と保存・利用支援等の合同ワーキンググループ(第4回)が開催され、配布資料が公開されています。

配布資料には、ワーキンググループの報告書(案)である「新たな国立公文書館の施設等に関する調査検討報告書(案)」が含まれています。

2017年1月18日開催 第4回 配布資料一覧(展示・学習等ワーキンググループ)
http://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/kentou/20170118tenjihaifu.html

2017年1月18日開催 第4回 配布資料一覧(保存・利用支援等ワーキンググループ)
http://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/kentou/20170118hozonhaifu.html

新たな国立公文書館の施設等に関する調査検討報告書(案)(PDF: 597KB)
http://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/kentou/20170118/shiryou1-1.pdf

関連:
国立公文書館の機能・施設の在り方に関する基本構想(平成28年3月31日)(PDF: 1929KB)

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