2024年5月18日、日本図書館研究会情報組織化研究グループの2024年5月月例研究会「Records in Contextsの思想と実践方法(仮)」がオンラインで開催されます。
発表者は元ナミ氏(東京大学文書館助教)、橋本陽氏(京都大学大学文書館助教)です。
発表では、2016年に初版が公開されたアーカイブズ記述の新しい標準Records in Contexts(RiC)がどのような思想に基づき作成されているのか、それを実践するにはどのような手立てがあるかについて説明するとあります。
特に思想の面については、従来の記述標準からなぜ変更する必要があったのか、RiCにおいて想定される記述の原理について述べ、実践の面については、フランス国立公文書館が開発したRiC-O Converterなど各国の活用方法を紹介しながら検討するとしています。
参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。
2024年5月月例研究会 Records in Contextsの思想と実践方法(仮)(日本図書館研究会情報組織化研究グループ)
https://josoken.digick.jp/meeting/news.html#202405
参考:
国際公文書館会議(ICA)、アーカイブズにおける新しい記述標準の概念モデルのドラフトを公開、意見を募集 [2016年12月22日]
https://current.ndl.go.jp/car/33167
E2645 – アーカイブズ統合検索ネットワーク(NAFAN)構築の取組
カレントアウェアネス-E No.468 2023.11.16
https://current.ndl.go.jp/e2645