2017年12月14日、米・Ithaka S+Rが、同国の公衆衛生学研究者の研究支援ニーズに関する調査報告書を公開しました。
Ithaka S+Rによる研究者の分野別の研究活動調査プログラムの一環で、公衆衛生学研究者の研究支援に資するためのサービスを明らかにするため、7つの研究図書館と協力して実施されました。
報告書では、公衆衛生学分野の研究者のニーズとして、同分野で取組まれることの多い機関・国際間連携による研究を支援するためのツールや基盤、灰色文献や国外の査読誌掲載論文の入手、研究データ管理のための新しい技術の活用、研究データの共有とプライバシーの保護の調整、研究のインパクトを明瞭に示しオンラインで公開するための支援、があげられています。
Workflows and the Highly Collaborative Public Health Scholar (Ithaka S+R,2017/12/14)
http://www.sr.ithaka.org/blog/workflows-and-the-highly-collaborative-public-health-scholar/
Supporting the Changing Research Practices of Public Health Scholars(Ithaka S+R,2017/12/14)
https://doi.org/10.18665/sr.305867
参考:
Ithaka S+R、農学研究者の研究活動支援へのニーズを調査したレポートを公開
Posted 2017年6月8日
http://current.ndl.go.jp/node/34133
Ithaka S+R、宗教学研究者の研究活動を支援するためのレポートを公開
Posted 2017年2月10日
http://current.ndl.go.jp/node/33439
E1380 – デジタル時代の歴史研究者の研究活動を支援するために
カレントアウェアネス-E No.229 2012.12.28
http://current.ndl.go.jp/e1380
Ithaka S+R、美術史研究者の研究を支援するためのレポートを刊行
Posted 2014年5月1日
http://current.ndl.go.jp/node/26054
ITHAKA S+R、化学者の研究実践とその支援ニーズに関する調査レポートを公表
Posted 2013年2月28日
http://current.ndl.go.jp/node/22984