特定分野の研究者を対象としたITHAKA S+Rの調査プログラム、歴史学と化学の次は美術史学に

2013年2月12日、米国のITHAKA S+Rが、Research Support Services for Scholarsプログラムの一環として、美術史学研究者を対象とした調査を今冬に実施することを発表しました。美術史研究者の研究活動の実態を探り、図書館などの情報サービス機関がどのように彼らのニーズに対応できるかを理解することが目的とされています。同プログラムでは歴史研究者や化学者に対する調査が行われています。歴史研究者に続き(E1380参照)、化学者についても今月中に報告書が公表される予定ということです。

New Ithaka S+R Research Support Services Project in Art History(Ithaka S+R 2013/2/12付けニュース)
http://www.sr.ithaka.org/blog-individual/new-ithaka-sr-research-support-services-project-art-history

Research Support Services for Scholars(Ithaka S+R)
http://www.sr.ithaka.org/research-publications/research-support-services-scholars

参考:
E1380 – デジタル時代の歴史研究者の研究活動を支援するために
http://current.ndl.go.jp/e1380

米ITHAKA S+R、今日の歴史研究者のニーズと彼らへの研究支援の在り方をテーマとしたレポートを公表
http://current.ndl.go.jp/node/22490

ITHAKA S+R、英国の化学研究支援担当者へのインタビュー調査をまとめた中間報告書を公開
http://current.ndl.go.jp/node/20486

歴史研究者への研究支援サービスの現状と課題とは何か ITHAKA S+Rが研究支援関係者へのインタビュー調査をまとめた中間報告書を公開
http://current.ndl.go.jp/node/20182

ITHAKA S+R、研究者の活動の実状などを探るプログラム“Research Support Services for Scholars”を発表
http://current.ndl.go.jp/node/19117