2017年10月3日、米国図書館協会(ALA)が、“ALA Policy Corps”イニシアチブの開始を発表しています。
同イニシアチブは、ALAの情報技術政策局(OTIP)の“Policy Revolution!”イニシアチブからうまれた、ALAの「戦略的方向性」と“National Policy Agenda for Libraries”に基づいており、ALAとALAのワシントン事務所で勤務する政策専門家の育成、新任者や中堅の専門知識や政策への関与の長期化、国家の公共政策においてALAの戦略目標にとって重要な分野への影響の行使が目標となっています。
ALAでは、同イニシアチブへの参加者の募集を開始しており、様々な館種や地域を代表する10から12人からなる合格者からなるメンバーが、公共政策の課題に関する知識と情熱を涵養し、法制化や政策に影響を与えるためのスキルを身に着け、課題や成功事例を共有し、最終的には、国・州・各地域の政策に影響を与えることが目標とされています。
ALA president calls for applicants to newly launched ALA Policy Corps(ALA,2017/10/3)
http://www.ala.org/news/member-news/2017/10/ala-president-calls-applicants-newly-launched-ala-policy-corps
ALA Policy Corps(ALA)
http://www.ala.org/advocacy/ala-policy-corps
参考:
米国図書館協会(ALA)、図書館のための米国の政策課題をまとめた“National Policy Agenda for Libraries”を公表
Posted 2015年7月1日
http://current.ndl.go.jp/node/28796
E1704 – 米国図書館協会(ALA),図書館のための政策課題を発表
カレントアウェアネス-E No.287 2015.08.27
http://current.ndl.go.jp/e1704