2014年11月13日、Nature Publishing Groupが、世界の2万の研究機関における研究論文の発表状況を分析できるNature Indexのベータ版を公開しています。
現役科学者により構成された委員会で選定された自然科学系雑誌68タイトルに掲載された研究論文が対象となっており、直近12か月のデータのスナップショットがクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で無料公開され、各雑誌に掲載された総論文数や、論文に対する各研究機関の寄与度等を確認できるようです。
また、それぞれの研究機関について、国際・国内共同研究の比率や共同研究実施機関の一覧も表示されるとのことです。
あわせて、Nature Indexのデータに人口統計データや各国の研究開発への支出などを加えて分析・解説したNatureの付録、Nature Index 2014 Globalもオンラインで公開されているようです。
世界トップクラスの研究成果を国・機関別にプロファイリングする新たな指標Nature Indexを発表(natureasia.com,2014/11/13)
http://www.natureasia.com/ja-jp/info/press-releases/detail/8482
Nature Index: A new global indicator for high quality science shows growing strength of China(Nature Publishing Group,2014/11/4)
http://www.nature.com/press_releases/nature-index.html
nature INDEX BETA(Nature Publishing Group)
http://www.natureindex.com/
Nature Index 2014 Global(Nature Publishing Group)
http://www.nature.com/nature/supplements/nature-index-2014-global/index.html
参考:
Nature Publishing Index 2013年アジア太平洋版公開
Posted 2014年4月2日
http://current.ndl.go.jp/node/25831
※Nature Index 2014 Globalの情報について追記しました。(2014年11月28日)