2014年7月1日、北米研究図書館協会(ARL)が、125館の加盟館を対象とした図書館員の給与調査レポートの2013-2014年版“ARL Annual Salary Survey 2013?2014”を刊行しました。レポートでは、115の大学図書館に勤務する10,168人、10の大学以外の図書館に勤務する3,791人の職員のデータが集計・分析されているとのことです。オンライン版、冊子体とも有料です。
ARLの記事によると、2012-2013年版から進められている調査の改訂作業に関しては、今回5つの職種が追加されたとのことです。
今回の調査によると、
・米国の大学図書館では、給料の中央値は68,773ドルで、前年比2.3%増。同期間の消費者物価指数の上昇率(2%)に近い値となっている。
・カナダの大学図書館では、給料の中央値は89,163ドル(カナダ)で、前年度比2.3%増。同期間の消費者物価指数の上昇率1.3%を上回っている。
・マイノリティの図書館員は14.6%。うち、女性は69.4%。
とのことです。
ARL Annual Salary Survey 2013?2014 Reports Data on 13,900 Staff in ARL Libraries(ARL、2014/7/1付け)
http://www.arl.org/news/arl-news/3303-arl-annual-salary-survey-2013-2014-reports-data-on-13900-staff-in-arl-libraries#.U7OHr6yHgYI
参考:
北米研究図書館協会(ARL)、加盟図書館員の給与調査レポートの2012-2013年度版を公開 Posted 2013年11月20日
http://current.ndl.go.jp/node/24887