2017年5月3日、北米研究図書館協会（ARL）が、124の加盟館を対象とした図書館員の給与調査レポートの2015-2016年版“ARL Annual Salary Survey 2015-2016”を公開しました。
114の大学図書館に勤務する1万111人と、10の非大学系図書館に勤務する3,716人が対象で、総合図書館・健康科学図書館・法律図書館に分けて報告されています。
・前回調査と比べ、米国での平均給与は1.7％増、カナダでは2.4％増。
・マイノリティーの図書館員は全体の14.9％を占める一方、管理職での割合は低い。
・マイノリティの図書館員の68.4％は女性である。
・115の加盟図書館における女性図書館員の給与額は男性の給与額の95.4％である。
等が指摘されています。
ARL Annual Salary Survey 2015-2016 Reports Data on 13,827 Staff in ARL Libraries（ARL，2017/5/3）
http://www.arl.org/news/arl-news/4270-arl-annual-salary-survey-2015-2016-reports-data-on-13827-staff-in-arl-libraries#.
ARL Annual Salary Survey 2015-2016（ARL）
http://publications.arl.org/ARL-Annual-Salary-Survey-2015-2016
参考：
北米研究図書館協会（ARL）、加盟図書館員の給与調査レポートの2014-2015年度版を刊行
Posted 2015年6月12日
http://current.ndl.go.jp/node/28666
北米研究図書館協会（ARL）、加盟図書館員の給与調査レポートの2013-2014年度版を刊行
Posted 2014年7月2日
http://current.ndl.go.jp/node/26488
北米研究図書館協会（ARL）、加盟図書館員の給与調査レポートの2012-2013年度版を公開
Posted 2013年11月20日
http://current.ndl.go.jp/node/24887
北米研究図書館協会（ARL）、加盟図書館員の給与調査レポートの2011-2012年度版を公開
Posted 2012年8月9日
http://current.ndl.go.jp/node/21579
北米研究図書館協会（ARL）、加盟図書館員の給与調査レポートの2010-2011年度版を公開Posted 2011年12月21日
http://current.ndl.go.jp/node/19790
北米研究図書館協会、加盟図書館員の給与調査（2009-2010）レポートを公表
Posted 2010年12月21日
http://current.ndl.go.jp/node/17340
北米研究図書館協会、加盟図書館員の給与調査（2009-2010）集計表を公表
Posted 2010年6月28日
http://current.ndl.go.jp/node/16434
ARL、2007-2008年の給与調査結果を発表
Posted 2008年10月23日
http://current.ndl.go.jp/node/9152
