国際児童図書評議会(IBBY)、ガザ地区で続く子どもの権利侵害に関する声明を発表

2024年6月17日、国際児童図書評議会(IBBY)が、ガザ地区で続く子どもの権利侵害に関する声明を発表しました。

声明では、IBBYは、国際連合(UN)が定めた人権条約、特に児童の権利に関する条約を支持する機関として、全ての世界の指導者たちがガザ地区の子どものために協力することを求めています。

IBBYが2008年に建設したパレスチナ自治区の二つの図書館も破壊されたとし、ガザ地区で続いている子どもの基本的権利の侵害を強く非難するとともに、イスラエルとハマスの指導者たちに、国際ルールと決議に従い、即時停戦を実行するよう強く要求するとしています。

Statement on the ongoing violations of children’s rights in Gaza(IBBY, 2024/6/17)
https://mailchi.mp/ibby/statement-on-the-ongoing-violations-of-childrens-rights-in-gaza?e=de1158f52a

ガザでつづく子どもの権利の侵害について、IBBYが声明を発表(JBBY, 2024/6/20)
https://jbby.org/news/oversea-news/post-20485

参考:
ユネスコ、2024年6月時点におけるガザ地区の文化財の被害状況を公表:50の文化財に被害 [2024年06月20日]
https://current.ndl.go.jp/car/221775

国際図書館連盟(IFLA)、ガザ地区とイスラエルの状況に関するIFLA会長と事務局長の共同声明を発表 [2023年10月31日]
https://current.ndl.go.jp/car/194848