国立国会図書館(NDL)、調査プロジェクト報告書『デジタル時代の技術と社会』を刊行

2024年3月28日、国立国会図書館(NDL)は、調査プロジェクト報告書『デジタル時代の技術と社会』を刊行しました。 NDL調査及び立法考査局が館外の専門家と連携して毎年度実施している「科学技術に関する調査プロジェクト」によるものです。

同書は、議会におけるオンライン議事の動向、デジタル影響工作、インターネットの分断、地方自治体におけるAIの活用、米国の情報通信技術の研究開発政策、ネットいじめへの技術的対応と法的規制、オンライン診療、デジタルデータの相続、生成AIの倫理的・法的・社会的課題について、分析・整理したものです。

2024年3月28日 科学技術に関する調査プロジェクト報告書『日本の宇宙政策を考える―今後10年のために何をすべきか―』、『デジタル時代の技術と社会』、『マテリアル科学―最先端と未来への選択肢―』を刊行しました(付・プレスリリース)(NDL, 2024/3/28)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2023/240328_02.html
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2023/__icsFiles/afieldfile/2024/03/14/pr240328_01.pdf
※二つ目のリンクはプレスリリース[PDF:517KB]です。

デジタル時代の技術と社会(令和5年度 科学技術に関する調査プロジェクト)
https://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/document/2024/index.html#rm1241543

参考:
国立国会図書館、調査報告書『コロナ時代のソーシャルメディアの動向と課題』を刊行 [2021年03月31日]
https://current.ndl.go.jp/car/43709

E1576 – インターネット・フィルタリングの現在:CIPAから10年(米国)
カレントアウェアネス-E No.261 2014.06.19
https://current.ndl.go.jp/e1576

E2650 – ユネスコによる教育・研究における生成AI利用ガイダンス
カレントアウェアネス-E No.469 2023.11.30
https://current.ndl.go.jp/e2650

CA2052 – AI時代のアルゴリズム・データリテラシー教育の必要性 / 坂本 旬
カレントアウェアネス No.358 2023年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca2052