国立国会図書館、調査報告書『コロナ時代のソーシャルメディアの動向と課題』を刊行

2021年3月31日、国立国会図書館(NDL)調査及び立法考査局は、調査報告書『コロナ時代のソーシャルメディアの動向と課題』、『ゲノム編集の技術と影響』、『高齢者を支える技術と社会的課題』を刊行しました。館外の専門家と連携して毎年度実施している「科学技術に関する調査プロジェクト」によるものです。

『コロナ時代のソーシャルメディアの動向と課題』は、2020年11月12日にNDLがオンラインで開催したシンポジウム「コロナ時代のソーシャルメディアの動向と課題」の記録集です。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って生じたフェイクニュースの流布とユーザ行動に関するデータ分析を題材とし、社会心理学、憲法学、技術倫理等の様々な観点から議論することを通じて、ソーシャルメディアの課題を多面的に明らかにすることを目指しました。

科学技術に関する調査プロジェクト報告書『コロナ時代のソーシャルメディアの動向と課題』、『ゲノム編集の技術と影響』、『高齢者を支える技術と社会的課題』を刊行しました(付・プレスリリース)(NDL, 2021/3/31)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2020/210331_02.html
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2020/__icsFiles/afieldfile/2021/03/19/pr210331.pdf
※二つ目のリンクはプレスリリース[PDF:519KB]です。

コロナ時代のソーシャルメディアの動向と課題(令和2年度 科学技術に関する調査プロジェクト)(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/document/2021/index.html#rm1233993

参考:
【イベント】科学技術に関する調査プロジェクト2020シンポジウム「コロナ時代のソーシャルメディアの動向と課題」(11/12・オンライン)
Posted 2020年10月16日
https://current.ndl.go.jp/node/42288

国立国会図書館、立法調査資料『ソーシャルメディアの動向と課題』を公開
Posted 2020年4月2日
https://current.ndl.go.jp/node/40676

CA1966 – 動向レビュー:フェイクニュースと図書館の関わり:米国における動向 / 鎌田 均
カレントアウェアネス No.342 2019年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1966

※本文を修正しました。(2021/4/7)