2026年3月10日、米国会計検査院(GAO)が米国内における博物館の施設や設備の現状に関する調査報告書“Museum Facilities: Deferred Maintenance Persists and Costs to Repair Are Unknown”を公表しました。
同国内における博物館施設の物理的な状態と、改修に要するコストや課題を検証したものとあります。全米50州及びコロンビア特別区にある約1万6,700の博物館を対象とした標本調査、17の博物館への訪問調査、博物館関係者へのインタビューが実施されました。
主な調査結果としては、全体の77%(約1万2,300館)がコレクションの損傷や損失に繋がり得る施設・設備上の課題を抱えており、73%(約1万1,900館)が健康・安全面の問題をもたらし得る施設・設備上の課題を抱えていると推定されたこと等が挙げられています。
Museum Facilities: Deferred Maintenance Persists and Costs to Repair Are Unknown(GAO, 2026/3/10)
https://www.gao.gov/products/gao-26-108485
MUSEUM FACILITIES: Deferred Maintenance Persists and Costs to Repair Are Unknown(GAO)
https://files.gao.gov/reports/GAO-26-108485/index.html
※報告書の全文(HTML版)です。
参考:
米国会計検査院(GAO)、米国の公共図書館の施設や設備の現状に関する調査報告書を公表 [2025年12月19日]
https://current.ndl.go.jp/car/267947
E2708 – 「博物館の収蔵コレクションの現状と課題を考える」<報告>
カレントアウェアネス-E No.482 2024.06.27
https://current.ndl.go.jp/e2708
