英・リーズ大学図書館、図書館におけるAIとデジタル変革の可能性を調査した研究報告書を公開

2023年9月19日、英・リーズ大学図書館は、図書館における人工知能(AI)の可能性を調査した研究報告書“Looking towards a brighter future: the potentiality of AI and digital transformations to library spaces”を公開しました。

報告書では、AIが図書館運営をどのように変革し、利用者の体験を向上させ、業務プロセスを最適化し、コレクションの記述と発見可能性を高めるかについて調査を行った結果がまとめられています。AI に関する既存の研究を紹介しつつ、専門家・図書館員・図書館利用者へのインタビュー調査から得られた回答などから、図書館におけるAIの活用について、具体的な提言を行っています。

Looking towards a brighter future(University of Leeds Library, 2023/9/19)
https://library.leeds.ac.uk/news/article/240/looking-towards-a-brighter-future

Artificial intelligence (AI) in libraries(University of Leeds Library)
https://library.leeds.ac.uk/downloads/download/196/artificial-intelligence-ai-in-libraries

参考:
ChatGPTからCatGPTへ:目録作成におけるAIの影響(文献紹介)[2023年9月29日]
https://current.ndl.go.jp/car/193509

英・リーズ大学における権利保持の取組(記事紹介)[2023年3月1日]
https://current.ndl.go.jp/car/173294

E2626 – 生成AIが図書館の情報サービスに与える影響<文献紹介>
カレントアウェアネス-E No.463 2023.09.07
https://current.ndl.go.jp/e2626