山中湖情報創造館、ChatGPTをレファレンスサービスのツールとして導入

2023年6月14日、山中湖情報創造館がChatGPT+(GPT-4)をレファレンスサービスのツールとして導入したと発表していました。

発表によると、同取り組みは図書館利用者へのレファレンスサービス向上や、人工知能(AI)を用いた支援活動に取り組むためのスキル向上、人とAIの協働作業のあり方をリサーチすることを目的としたものです。

同館の指定管理者であるNPO法人地域資料デジタル化研究会は、AIへの質問の仕方の技術であるプロンプトエンジニアリングのスキルを高めることに注力し、今後もさまざまな対話型AI技術を用いた生活や学習、ビジネスなどへの支援活動に取り組んでいく予定であるとしています。

山中湖情報創造館が図書館サービスにAI(ChatGPT+)を導入。レファレンスツールとしての活用方法について研究と実践をスタート。(山中湖情報創造館, 2023/06/14)
https://lib-yamanakako.org/chatgpt-2165/

参考:
株式会社カーリル、ChatGPTによる蔵書検索サポーターの実証実験への協力図書館を募集 [2023年04月05日]
https://current.ndl.go.jp/car/179863

E1856 – ロボット図書館職員Pepperから見えてくる未来の図書館。
カレントアウェアネス-E
No.314 2016.11.10
https://current.ndl.go.jp/e1856