2023年7月13日、大エジプト博物館、独立行政法人国際協力機構(JICA)、国立民族学博物館の主催で、「大エジプト博物館のいま―ファラオの至宝をまもる2023」がオンラインで開催されます。
大エジプト博物館からアーテフ・ムフターフ氏、アイーサ・ジダン氏を招聘し、新しく建設されている同館について、開館に向けた準備状況や魅力を紹介するとしています。また、日本が大エジプト博物館に対して行ってきた支援、国立民族学博物館が実施している研修コースの成果などが報告されます。
参加費は無料で、定員は、会場350人、オンライン300人(いずれも要事前申込)です。
主なプログラムは以下の通りです。
●基調講演
「大エジプト博物館のいま」
アーテフ・ムフターフ氏(大エジプト博物館プロジェクトおよび周辺地域総責任者)
●講演
「大エジプト博物館の開館への道のり」
アイーサ・ジダン氏(大エジプト博物館保存修復執行部門長)
「エジプトにおける博物館の役割の変化」
モーメン・オスマン氏(エジプト観光考古省博物館セクター長)(事前収録)
「大エジプト博物館保存修復センターへの日本の支援」
松田泰典氏(東洋美術学校保存修復科 教育研究スーパーバイザー)
「民博によるエジプトへの支援:博物館とコミュニティ開発」
末森薫氏(国立民族学博物館准教授)
●パネルトーク
「大エジプト博物館の未来」質問への回答
司会:日髙真吾氏(文化財保存修復学会副理事長/国立民族学博物館教授)
パネリスト:アーテフ・ムフターフ氏、アイーサ・ジダン氏、松田泰典氏、末森薫氏ほか
大エジプト博物館のいま―ファラオの至宝をまもる2023(国立民族学博物館, 2023/7/13)
https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/44476
https://www.minpaku.ac.jp/assets/posts/ai1ec_event/44476/20230805_flyer_b.pdf
※2つ目のURLはチラシ[PDF:2.6MB]です。
参考:
【イベント】大エジプト博物館との協働シンポジウム −デジタル化と公共化がひらくミュージアムの未来−(12/14・金沢、オンライン)[2022年11月28日]
https://current.ndl.go.jp/car/167016
国立民族学博物館、「日本民族学協会附属民族学博物館(保谷民博)人物/資料データベース」を公開[2021年10月22日]
https://current.ndl.go.jp/car/45045