【イベント】みんぱく創設50周年記念国際シンポジウム「博物館における資料保存の過去、現在、そして未来」(2/10-11・大阪、オンライン)

2024年2月10日から11日まで、みんぱく創設50周年記念国際シンポジウム「博物館における資料保存の過去、現在、そして未来」が、国立民族学博物館(大阪府吹田市)で開催されます。

参加費は無料で、定員は会場350人、オンライン500人(いずれも要事前申込み、先着順)です。

主なプログラムは以下のとおりです。

●基調講演
・日本の博物館における資料保存の歴史
森田恒之氏(国立民族学博物館名誉教授)

・国立民族学博物館における資料保存の実践
園田直子氏(国立民族学博物館)

●第一部 海外の博物館における文化財保存の潮流
・Trends of Preventive Conservation in European Museums(欧州の博物館における予防保存の潮流)
アナ・ビューロ氏(アムステルダム市立美術館、オランダ)

・The New Shared Central Storage of National Museums in Thailand(タイの国立博物館が共有する新たな中央収蔵施設)
ニタヤー・カノックモンコン氏(芸術局、タイ)

・The Future of Integrated Pest Management(総合的有害生物管理(IPM)の未来)
トム・ストラング氏(国立民族学博物館外国人研究員)

・Sustainable Preservation of Modern Materials. A Case Study in Photographic Archives:Challenges and Innovative Approaches(持続的な保存に向けて─写真アーカイブを事例とする挑戦と革新的アプローチ)
ベルトラン・ラヴェドリン氏(国立自然史博物館、フランス)

●第二部 日本の博物館における文化財保存の潮流
・東京国立博物館における文化財の保存
和田浩氏(東京国立博物館)

・日本における総合的有害生物管理(IPM)の潮流
佐藤嘉則氏(東京文化財研究所)

・写真資料の保存の歴史と実践
山口孝子氏(東京都写真美術館)

●第三部 博物館における文化財保存のこれから
・文化財防災の観点に立った文化財の保存の潮流
小谷竜介氏(文化財防災センター)

・日本における文化財の保存と活用の潮流
間渕創氏(文化財活用センター)

・市民が担う文化財の保存と継承
日髙真吾氏(国立民族学博物館)

みんぱく創設50周年記念国際シンポジウム「博物館における資料保存の過去、現在、そして未来」(国立民族学博物館, 2023/11/28)
https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/48247
https://www.minpaku.ac.jp/assets/posts/ai1ec_event/48247/20240210_50thsymposium_02.pdf
※2つ目のURLはチラシ[PDF:1.25MB]です。