米国アーキビスト協会(SAA)とIthaka S+R、アーカイブズに関係する管理職を対象とした調査報告書を公開

2023年1月31日、米国アーキビスト協会(SAA)とIthaka S+Rが、アーカイブズに関係する管理職・意思決定者を対象とした調査の報告書“A*CENSUS II Archives Administrators Survey findings”を公開しました。

“A*CENSUS II”シリーズの調査報告書であり、2022年8月に公開された、アーキビストを対象とした全国調査の報告書に続く2件目です。

調査は2022年3月7日から4月25日まで行われ、746人のアーカイブズの管理職者が回答したとあります。発表の中では、主な結果として、回答者の半数以上が周縁化されたコミュニティやトピックが資料を受け入れる際の重要な考慮事項であると答えたこと、今後5年間でアーキビストにとって最も重要なスキルとして81%がテクノロジーやシステム関連のものを挙げたこと等が述べられています。

Insights from the A*CENSUS II Archives Administrators Report(SAA, 2023/1/31)
https://www2.archivists.org/news/2023/insights-from-the-acensus-ii-archives-administrators-report

Insights from the A*CENSUS II Archives Administrators Report(Ithaka S+R, 2023/1/31)
https://sr.ithaka.org/blog/insights-from-the-acensus-ii-archives-administrators-report/

A*CENSUS II: Archives Administrators Survey(Ithaka S+R)
https://doi.org/10.18665/sr.318227

参考:
米国アーキビスト協会(SAA)とIthaka S+R、アーキビストを対象とした第2回全国調査の報告書を公開 [2022年08月23日]
https://current.ndl.go.jp/car/46698