2022年11月29日、Science Europeが、欧州オープンサイエンスクラウド(EOSC)に関するブリーフィングペーパー“Federating Research Infrastructures in Europe for Fair Access to Data”を公開したと発表しました。
発表の中で、デジタル変革の影響、オープンリサーチやオープンアクセスへの移行等、欧州の研究開発のエコシステムは大きな変化の時期を迎えていること、データへの公平なアクセスのためにEOSCは欧州の研究インフラの連合を進めていると述べています。
ブリーフィングペーパーでは、EOSCの概要と目的、欧州委員会(EC)との連携状況、EOSCの管理を行う法人EOSC Association(EOSC-A)に参加する意義、Science Europeの役割等についてまとめられています。
Briefing Paper on EOSC: Federating Research Infrastructures in Europe for Fair Access to Data(Science Europe, 2022/11/29)
https://www.scienceeurope.org/our-resources/briefing-paper-on-eosc/
Federating research infrastructures in Europe for FAIR access to data: Science Europe Briefing on EOSC(Zenodo, 2022/11/22)
https://doi.org/10.5281/zenodo.7346887
参考:
Science Europe、オープンサイエンスの方向性とScience Europeの役割等に関する文書を公開 2022-10-20
https://current.ndl.go.jp/car/47024
E2363 – 欧州のオープンサイエンス・インフラストラクチャーの現状
カレントアウェアネス-E No.409 2021.03.04
https://current.ndl.go.jp/e2363
CA1921 – 「欧州オープンサイエンスクラウド」をめぐる動向 / 尾城孝一
カレントアウェアネス No.335 2018年3月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1921