2022年10月19日、Science Europeが、“Direction Paper: Open Science As Part of a Well- Functioning Research System”を公開しました。
オープンサイエンスの方向性やScience Europe及びそのメンバーの役割を示した文書です。オープンサイエンスへの移行は欧州・世界において公正かつ公平に進められるべきで、研究システムにおいてオープンリサーチの取組を維持できるようバランスをとる必要があること等が述べられています。
Science Europe及びそのメンバーの役割としては、欧州における政策の調整の促進、国際レベルでのオープンサイエンスに関するアドヴォカシー、政策や資金提供メカニズムへの情報提供等が挙げられています。
Direction Paper: Open Science As Part of a Well- Functioning Research System(Science Europe, 2022/10/19)
https://www.scienceeurope.org/our-resources/direction-paper-open-science/
Science Europe Direction Paper. Open Science As Part of a Well-Functioning Research System(Zenodo, 2022/10/19)
https://doi.org/10.5281/zenodo.7214936
参考:
cOAlition SとScience Europe、「ダイヤモンドオープンアクセス(OA)」モデルの現状分析に関する調査報告書と調査を受けた推奨事項を公表
Posted 2021年3月10日
https://current.ndl.go.jp/node/43508
SPARC Europe、欧州の研究助成団体を対象としたオープンアクセス(OA)方針・研究データポリシーに関する調査報告書を公開
Posted 2019年10月4日
https://current.ndl.go.jp/node/39183
Science Europe、オープンアクセスのビジネスモデル等に関するブリーフィングペーパーを公表
Posted 2016年4月5日
https://current.ndl.go.jp/node/31254