Europeanaによる文化遺産のための欧州共同データスペースの構築(記事紹介)

Europeana Proの2022年11月30日付の記事“Europeana begins building the common European data space for cultural heritage”で、Europeanaによる、「文化遺産のための欧州共同データスペース(common European data space for cultural heritage)」の構築について紹介が行われています。

記事によると、Europeanaは、2022年9月から、18の機関と連携して「文化遺産のための欧州共同データスペース」の構築を開始しています。2023年8月までの期間で、次世代のインフラストラクチャーの検討、データの品質向上、文化遺産の専門家のための研修ツール作成とデータの二次利用促進、市民向けのデジタルサービス提供に取り組むと述べられています。

Europeana begins building the common European data space for cultural heritage(Europeana Pro , 2022/11/30)
https://pro.europeana.eu/post/europeana-begins-building-the-common-european-data-space-for-cultural-heritage

参考:
E2537 – 欧州における文化遺産3Dの動向:欧州委員会の報告書をもとに
カレントアウェアネス-E No.443 2022.09.15
https://current.ndl.go.jp/e2537

E2477 – 文化遺産のための欧州共通データスペースに関するEC勧告
カレントアウェアネス-E No.431 2022.03.03
https://current.ndl.go.jp/e2477