CA1856 – 近年の図書館史(単館史)編纂の傾向 / 長尾宗典

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カレントアウェアネス
No.325 2015年9月20日

 

CA1856

動向レビュー

 

近年の図書館史(単館史)編纂の傾向

利用者サービス部人文課:長尾宗典(ながお むねのり)

 

はじめに

 近年、図書館を取り巻く環境が大きく変化するなかで、図書館の存立基盤を求めて歴史を振り返る試みが活発に行なわれ、論文や記念誌などが相次いで刊行されている。図書館史に関する文献のうち、研究文献については、三浦太郎によって2008年(CA1673参照)と2012年(1)にそれぞれレビューがなされており、2000年代以降の動向を知ることができる。しかし、各図書館が「開館〇周年」等の記念事業の一環として編集・発行する単行の図書館史(以下「単館史」という。)の動向については、まだ十分な紹介がなされていないように思われる。

 我が国の図書館史においては、明治後期から大正期にかけての時期に、社会教育の重要性が意識され始めたこともあって、全国の図書館数が急増することが指摘されている(2)。日露戦争が終結した1905年の時点では、全国で101館だった公共図書館の数は、1915年になると900館となり、その翌年には1,092館にまで増加した。さらに1920年に1,670館、1925年には3,904館、1930年には4,609館と、全国の図書館は1920年代を通じて増加の一途をたどった(3)。戦後、図書館は統廃合が進んだが、今後も各館の源流となった施設の創立100周年を記念する図書館は多いことが予想され、記念事業として図書館史の編纂が企画されることが考えられる。

 以上のことを踏まえるとき、近年の図書館史とりわけ単館史の主な特徴を整理しておくことは、今後の単館史編纂のためにも有意義と考えられる。この点について、奥泉和久が、単行本として刊行された図書館史を、記述中心派、ビジュアル系、折衷派、コストパフォーマンス派、年表派の5 つの型に分類している点は参考になるが(4)、奥泉の検討対象は基本的に公共図書館の単館史を対象としており、分析も簡略なものにとどまっていて、さらなる検討の余地を残している。

 そこで本稿では、奥泉の主張を補完する形で、2000年以降に刊行された単館史のなかから、大学図書館史なども含め、主な資料を取り上げて構成を分析し、近年の単館史編纂の傾向を紹介したい。

 

1.単館史にはどのようなものがあるか

1.1 定義

 何をもって単館史とするかは、意外に難しい。永末十四雄は、単館史の特徴として、「叙述は批判や意見を抑制して非個性的」とし、「歴史的な経過よりは、事象の列挙または各部門の運営についての要覧的記述が多く、そのまま図書館史の研究書といい難いが、地方図書館研究の史料となるまたなり得る記録ではある」と述べている(5)。望ましい単館史のスタイルとして、図書館経営論の立場からは、社史・団体史のような形が、教育史の立場からは学校史のような形が期待されるといった違いも予想されるが、本稿ではさしあたり検討の対象とする単館史を以下のように定義して おきたい。

 

 単一の図書館が、自館の責任において、自館で所蔵する資料を活用しながら自館の歴史的変遷について記述した著作物。書名に「館史」や「年史」の語を含むか否かを問わず、編者または発行者欄に当該図書館の名称を配し、図書館の刊行物として単行本の形で発行されるもの。

 

 個人の努力によって収集された資料をもとに編まれた近年の図書館史文献には優れた成果も見られるが、論点の拡散を避けるため、本稿では個人名義で出版社から市販された著作や、各都道府県の図書館協会等の連絡組織・関連団体が発行した複数館にまたがる図書館史は対象外とした。また、公共図書館や大学図書館の単館史の比較対象として考えた場合、やや性質を異にするため、児童文庫などの記念誌も対象外とした。

 

1.2 単館史の文献リスト

 刊行された単館史の文献リストには以下のものがある。図書館短期大学内図書館研究会編『図書館史に関する文献目録』は、館種ごとに図書館史の文献を整理している(6)。また、1972年に刊行された石井敦の『日本近代公共図書館史の研究』には、公共図書館史に関する文献目録が掲載されている(7)。石井の文献目録は、その後1986年までの補遺が出されており、単館史の刊行状況を知るのに有益であるが、その後、このようなリストは発行されていない(8)

 そこで本稿では、2000年から2014年までの15年間に刊行された単館史を対象として仮のリストを作成し、国立国会図書館所蔵の資料を一点一点確認しながら主なものをピックアップした。

 仮リスト作成の方法は、以下のとおりである。国立国会図書館蔵書検索・申込システム(NDL-OPAC)で「図書館」「年史」「記念誌」などのキーワードをかけ合わせて得られた検索結果と、国立国会図書館分類表(NDLC)において、日本の図書館史・事情に関する分類を付与されている図書(UL55、UL244、UL274、UL314、UL374)とを合わせて作成した。

 さらに正確さを期すために、『図書館年鑑』(9)の当該期の「記念事業および図書館等における発行物一覧」の項に掲載された資料と、日外アソシエーツが発行する『図書館情報学研究文献要覧』の図書館事情の欄も調査して補った(10)

 

表 近年の主要な単館史の構成

図書館名刊行年月形態通史写真図版規則文書人事館内図組織図回想刊行物一覧参考文献統計年表索引電子化
秋田県立図書館(11)2000.2.152p ; 26cm.       
萩市立図書館(12)2001.1.64p ; 26cm.     
鳥取県立図書館(13)2001.3.114p ; 26cm.      
福井県立図書館(14)2001.3.63p ; 30cm.    
広島県立図書館(15)2002.1.51, 45p ; 26cm.       
東京都立中央図書館(16)2003.3.95p ; 30cm.       
宮崎県立図書館(17)2003.3.239p ; 30cm.     
茨城県立図書館(18)2003.11.100p ; 30cm.      
大阪府立中之島図書館(19)2004.2.385, 90p ; 22cm.    
山口県立山口図書館(20)2004.3.1冊 ; 26cm    
大分県立図書館(21)2005.2.190p ; 30cm.   
東大和市立中央図書館(22)2005.3.100p ; 21cm.        
小平市立図書館(23)2006.3.102p ; 30cm.        
法政大学図書館(24)2006.3.289, 84p ; 26cm.   
石川武美記念図書館(お茶の水図書館)(25)2007.2.121p ; 31cm.       
明治大学図書館(26)2008.3.198p ; 26cm.       
和歌山県立図書館(27)2008.7.61, 38p ; 30cm.       
調布市立図書館(28)2008.8.42p ; 30cm.       
神奈川県立川崎図書館(29)2008.11.100p ; 30cm.      
江東区立深川図書館(30)2009.8.71p ; 31cm.       
沖縄県立図書館(31)2010.2.226p ; 30cm.    
奈良県立図書情報館(32)2010.3.30p ; 30cm.      
鎌倉市図書館(33)2011.7.378, 40p ; 27cm.   
石川県立図書館(34)2012.3.79p ; 26cm.     
神戸市立図書館(35)2012.3.135p ; 30cm.       
慶應義塾図書館(36)2012.4.225p ; 21cm.      
長崎県立長崎図書館(37)2013.2.104p ; 30cm.       
市川市立中央図書館(38)2013.2.84, 12p ; 30cm.        
豊橋市図書館(39)2014.1.135p ; 30cm.     
関西学院大学図書館(40)2014.1.772p ; 22cm. 
熊本県立図書館(41)2014.1.106p ; 30cm.     
神奈川県立図書館(42)2014.10.86p ; 30cm.   

*図書館名の後の括弧内の数字は、文献注の番号と対応する。

2.主要単館史の分析

2.1 単館史の構成要素

 2000年以降に刊行された単館史のなかで主なものを取り上げ、それらがどのような要素から構成されているかを筆者が目視で確認し、項目化して分類の上まとめたのが表である。
 各項目の判断基準は次のとおりである。
「通史」…その図書館の歴史について、まとまった文章で叙述されているかどうか。ただし、年表のみの場合や、コラムだけの場合を除く。
「写真図版」…図書館の外観や閲覧室等の写真が掲載されているかどうか。
「規則文書」…図書館の設置根拠となる法規や活動計画、資料収集方針などの文書が巻末などにまとめて掲載されているかどうか。
「人事」…歴代館長等の記載があるかどうか。歴代職員、図書館協議会等の委員の名簿が掲載されている場合も含む。
「館内図」…館内平面図の掲載があるかどうか。資料編として巻末に掲載されるもののほか、本文中に挿入されているものも含む。
「組織図」…図書館の内部組織について、まとまった記載があるかどうか。年表にのみ組織再編の記載がある場合は除く。
「回想」…序文等を除き、関係者の回想が掲載されているかどうか。関係者の座談会も含む。
「刊行物一覧」…図書館が発行した刊行物の一覧が掲載されているかどうか。図書館だより等の目次が掲載されている場合も含む。
「参考文献」…図書館史執筆にあたり参照された文献の情報があるかどうか。本文中に注記の形で記されているものも含む。
「統計」…来館者統計、貸出統計などのサービス指標となる情報の記載があるか。
「年表」…図書館の活動をまとめた年表の記載があるかどうか。形式、分量は問わない。
「索引」…巻末等に索引があるかどうか。
「電子化」…本文が電子化され、図書館のホームページ等に掲載されているかどうか。

 

2.2 単館史の特徴

 表にしてみると、ほぼ全ての単館史において、「通史」「写真図版」「年表」と「統計」が付されているが、これらの要素は単館史の必須の要件ともいえそうである。

 なかには図書館関連の事項を年表風に配列しただけで、「通史」を文章の形で記述していない単館史もあるが、関係者の証言や当時の史料の引用、図書館活動の画期となった出来事や、時代ごとの特徴については、年表形式では充分に表現できないことも多く、単館史においては年表の編纂を踏まえた上で通史の執筆がなされることも大きな意味を持つといえる。

 資料集としての価値からいえば、図書館の設置根拠となる条例や利用規則などの「規則文書」が掲載されていることも、後々図書館の活動を振り返る際に有益となる。「組織図」についても同様である。また、図書館の「館内図」が、比較的多くの単館史に掲載されている。各館におけるサービス指針は、通常、閲覧室の配置にも表れるといえる。その意味で館内図の変遷は、図書館の活動を評価する際の有力な手掛かりともなるものだが、こうした情報は、単館史のほかには見出しづらいものでもある。さらに、総頁数の多い単館史では索引が付されていることも多い。このほか、とくに立項しなかったが、資料編が充実している単館史のなかには、主要なコレクションの解説を載せているものや、図書館の活動の記録として開催した展示会の一覧を掲載しているものも見られる。

 

3.単館史編纂と連動する展示会・電子化

 単館史編纂に関して近年の傾向として注目されるのは、第一に、編纂過程で収集した資料を活用して、展示会が開催される点であり、第二に、広く館外に向けて電子情報を発信している点である。こうした傾向の格好の事例として注目されるのが2014年における神奈川県立図書館の取り組みである。同館は、記念行事として講演会やディスカッションを複数回にわたって開催したほか、「写真・家具・図書館用品が語る60年の歴史」と題する展示会を行なうとともに、これらの成果を踏まえて単館史としての『神奈川県立図書館60年のあゆみ』を編纂・発行した。同館ホームページ上では、同書の内容を公開しているほか、豊富な写真を掲載した電子版限定コンテンツとしてビジュアル版も公開している(43)。ビジュアル版はいわばボーンデジタルの単館史ということになるが、豊富な写真を掲載しており、本編にない特色を有する。

 このほか、ホームページを通じた図書館史の公開という点では、本稿の対象とする時期の刊行物ではないが、大阪府立中之島図書館もウェブサイト上に専用のページを設け、同館の90年史などを公開している(44)

 大学図書館でも、機関リポジトリを通じて単館史の公開に取り組んでいる。表に掲げた主要単館史のなかでは、法政大学図書館は章ごとに、また明治大学図書館は一部分(年表)を、関西学院大学図書館では全文を公開している。また、本稿の対象とする時期の刊行物ではないが、慶應義塾大学でも、1972年に刊行された『慶應義塾図書館史』の電子版をホームページ上で公開している。このような取り組みは、京都大学附属図書館などでも行われており(45)、大学図書館が公共図書館に劣らず、積極的に、単館史の電子化公開に取り組んでいることがわかる。

 

4.利用の観点から見た単館史編纂の課題

 今回の調査の過程で気になったことが一つある。それは、『図書館年鑑』等に記載されている図書館の刊行物のなかで、2000年以降に発行された単館史と思われる資料のうち十数点が、国立国会図書館に所蔵されていないことである(2015年6月末日現在)。「国立国会図書館サーチ」で調べた範囲では、都道府県立の図書館が、館内で発行された単館史の収集に努める傾向は認められるものの、発行館以外での所蔵が確認できない単館史が複数存在した。また、CiNii Booksや慶應義塾大学のKOSMOSなどのデータベースで調べた範囲にとどまるが、司書課程を有する大学の大学図書館などでも、単館史の網羅的な収集は行なっていないようだ。

 発行元の図書館には、複数部収められるであろうこれらの資料は、地域資料として禁帯出資料に指定され、他館との相互貸借も不可となる可能性が高い。つまり図書館関係資料でありながら、全国で入手困難な灰色文献となってしまうのである。このことは、図書館史研究にマイナスに働く虞れがある。

 単館史を編むということは、個々の図書館で働く人たちが、自らの歩みを確認し回顧すると同時に、過去・現在だけでなく、未来の図書館の利用者に向けて、図書館の価値や魅力の発信の仕方を考えていくことをも意味すると筆者は考えている。今後の単館史編纂においては、冊子体資料の電子化が進展し、またはボーンデジタルの単館史が編まれ、図書館のホームページを通じた提供が広まっていくことで、上記の課題が解決されていくことも期待したい。本稿が今後、単館史を編纂しようとする図書館員の一助となれば幸いである。

 

(1)三浦太郎. 日本図書館史研究の特質. 明治大学図書館情報学研究会紀要. 2012, (3), p. 34-42.
https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/handle/10291/11539, (参照 2015-06-30).

(2)東條文規. 図書館の近代. ポット出版, 1999, p. 21

(3)“学制百年史 資料編 1 明治6 年以降教育累年統計”. 文部科学省.
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1318190.htm, (参照 2015-06-30).
第26 表 図書館(公共図書館)の国立・公立・私立の合計数値による。

(4)奥泉和久. 図書館史の書き方・学び方. 日本図書館協会, 2014, p. 198-202.

(5)永末十四雄. 日本における地方図書館史研究の動向と課題. 図書館史研究. 1986, (3), p. 1-8.

(6)図書館短期大学図書館研究会編. 図書館史に関する文献目録. 図書館短期大学図書館研究会, 1970, 49, 15p.

(7)石井敦. 日本近代公共図書館史の研究. 日本図書館協会, 1972, p. 282-289.

(8)石井敦. 日本地方公共図書館史文献目録 1972 年~ 1986 年. 図書館史研究. 1986, 3, p. 65-74.

(9)日本図書館協会図書館年鑑編集委員会編. 図書館年鑑. 2001-2014. 日本図書館協会, 2001-2014.

(10)「図書館情報学研究文献要覧」編集委員会編. 図書館情報学研究文献要覧 1999 ~ 2006. 日外アソシエーツ, 2009, 991p.

(11)秋田県立図書館編. 100 年のあゆみ. 秋田県立図書館, 2000, 152p.

(12)萩市立図書館編. 図書館100 年の歩み. 萩市立図書館, 2001, 64p.

(13)鳥取県立図書館編. 鳥取県立図書館10周年記念誌. 鳥取県立図書館, 2001, 114p.

(14)『福井県立図書館の 50 年』編集事務局編. 福井県立図書館の50年. 福井県立図書館, 2001, 63p.

(15)広島県立図書館編. 広島県立図書館五十年史. 広島県立図書館, 2002, 51, 45p.

(16)東京都立中央図書館編. 東京都立中央図書館三十年史. 東京都立中央図書館, 2003, 95p.

(17)宮崎県立図書館編. 100 年のあゆみ. 宮崎県立図書館, 2003, 239p.

(18)茨城県立図書館100 年の歩み. 茨城県立図書館, 2003, 100p.

(19)『中之島百年−大阪府立図書館のあゆみ』編集委員会編. 中之島百年. 大阪府立中之島図書館百周年記念事業実行委員会, 2004, 385, 90p.

(20)100 年のあゆみ. 山口県立山口図書館, 2004, 1 冊.

(21)大分県立図書館編. 大分県立図書館百年史. 大分県立図書館, 2005, 190p.

(22)東大和市立中央図書館編. 東大和市立中央図書館20年の記録. 東大和市立中央図書館, 2005, 100p.

(23)小平市中央図書館編. 小平市立図書館30年のあゆみ. 小平市中央図書館, 2006, 102p.

(24)法政大学図書館一〇〇年史. 法政大学図書館, 2006, 289, 84p.

(25)石川文化事業財団編. お茶の水図書館の60年. 石川文化事業財団, 2007, 121p.

(26)明治大学図書館120年史編集委員会編. 明治大学図書館史. 明治大学図書館, 2008, 198p.

(27)和歌山県立図書館百年の歩み. 和歌山県立図書館, 2008, 61, 38p.

(28)調布市立図書館40年の歩み. 調布市立図書館, 2008, 42p.

(29)神奈川県立川崎図書館編. 神奈川県立川崎図書館50年史. 神奈川県立川崎図書館, 2008, 100p.

(30)江東区立深川図書館編. 深川図書館100年のあゆみ. 江東区教育委員会, 2009, 71p.

(31)沖縄県立図書館編. 沖縄県立図書館100周年記念誌. 沖縄県立図書館, 2010, 226p.

(32)「奈良県立図書館」100年の歩み. 奈良県立図書情報館, 2010, 30p.

(33)鎌倉市図書館開館百周年記念事業実行委員会編. 鎌倉図書館百年史. 鎌倉市教育委員会, 2011, 378, 40p.

(34)石川県立図書館編. 石川県立図書館三十年のあゆみ. 石川県立図書館, 2012, 79p.

(35)神戸市立図書館100 年史編集委員会編. 神戸市立図書館100年史. 神戸市立中央図書館, 2012, 135p.

(36)石黒敦子, 杉山良子, 長野裕恵, 原田奈都子, 森嶋桃子編. 慶應義塾図書館史稿. 慶應義塾図書館, 2012, 225p.

(37)長崎県立長崎図書館編. 長崎県立長崎図書館100年の歩み. 長崎県立長崎図書館, 2013, 104p.

(38)市川市教育委員会生涯学習部中央図書館編. 市川市の図書館昭和編. 市川市教育委員会生涯学習部中央図書館, 2013, 84, 12p.

(39)豊橋市図書館100 周年記念誌編集委員会編. 豊橋市図書館100年のあゆみ. 豊橋市図書館, 2014, 135p.

(40)関西学院大学図書館史編纂委員会編. 関西学院大学図書館史. 関西学院大学図書館, 2014, 772p.

(41)熊本県立図書館編. 熊本県立図書館百周年記念誌. 熊本県立図書館, 2014, 106p.

(42)神奈川県立図書館編. 神奈川県立図書館60年の歩み. 神奈川県立図書館, 2014, 86p.

(43)“神奈川県立図書館60年の歩み:本編/ビジュアル版”. 神奈川県立図書館.
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/information/60aniv.htm, (参照 2015-06-30).

(44)“中之島図書館の歴史”. 大阪府立中之島図書館. 2014-08-11.
http://www.library.pref.osaka.jp/site/nakato/history.html, (参照 2015-06-30).

(45)“京都大学附属図書館六十年史”. 京都大学学術情報リポジトリ.
http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/148402, (参照 2015-06-30).

 

[受理:2015-08-11]

 


長尾宗典. 近年の図書館史(単館史)編纂の傾向. カレントアウェアネス. 2015, (325), CA1856, p. 11-14.
http://current.ndl.go.jp/ca1856
DOI:
http://doi.org/10.11501/9497649

Nagao Munenori
Recent Trend of Compiling Monographs of Library History