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WEBTOON Entertainment社、触って楽しむことのできる電子コミックをベンチャー企業Dot Inc.と共同で作成

2024年10月31日、電子コミックのプラットフォームWEBTOONを提供するWEBTOON Entertainment社が、触って楽しむことのできる電子コミック(tactile digital comics)を韓国のベンチャー企業Dot Inc.と共同で作成したと発表しました。発表によると、これは視覚障害者向けに画像を点字に変換して表現するDot Inc.の技術を活用した取組です。今回作成されたのは電子コミックシリーズ“Yumi’s Cells”と“Hooky”の2タイトル...

大阪府立中央図書館、「さわって たのしむ 絵本の世界展」を開催

2024年10月12日から10月24日まで、大阪府立中央図書館(東大阪市)で「さわって たのしむ 絵本の世界展」が開催されます。特定非営利活動法人てんやく絵本ふれあい文庫が主催し、同館と点字つき絵本の出版と普及を考える会が共催する展示会です。てんやく絵本、出版されている点字つきさわる絵本、点字がついていないさわる絵本、海外のさわる絵本など、さわって楽しめる絵本を多数展示するとあります。10月14日にはさわって楽しむ絵を作る小学生向けワークショップ、てんやく絵本ふれあい文庫の岩...

【イベント】ひきふね図書館、点字入門講座「絵本に点字をつけてみよう!」(8/1,8/8・東京都)

2024年8月1日と8月8日に、墨田区立ひきふね図書館(東京都)が、点訳きつつき(点訳ボランティアサークル)の協力を得て、点字入門講座「絵本に点字をつけてみよう!」を開催します。点字の基礎を学び、持ち込んだ絵本又は用意された絵本に点字をつける全2回の講座です。2回とも参加できる中学生以上の人が対象で、定員は20人です。参加費は無料で、事前申込みが必要です。【ひきふね図書館】点字入門講座「絵本に点字をつけてみよう!」(墨田区立図書館, 2024/7/11)

埼玉県立図書館、『バリアフリー読書のためのサポートガイド』(第3版)を公開

2024年5月13日、埼玉県立図書館は『バリアフリー読書のためのサポートガイド』(第3版)をウェブサイト上で公開しました。活字が読みにくい児童生徒の読書支援のために、マルチメディアデイジーやLLブックなどの多様な資料を紹介するパンフレットです。第3版では、ピクトグラムを用いて、聞く、見る、触るといった資料の特性を一目で分かるようにしたほか、それぞれの資料について詳しく紹介する動画へ案内する二次元バーコードを挿入したとあります。『バリアフリー読書のためのサポートガイド』(埼玉県...

E2691 – 日本図書館研究会第65回研究大会シンポジウム<報告>

カレントアウェアネス-ENo.478 2024.04.25 E2691 日本図書館研究会第65回研究大会シンポジウム<報告> 大阪城南女子短期大学現代生活学科・尾松謙一(おまつけんいち)2024年3月9日と10日に、エル・おおさか南ホール(大阪府)において、日本図書館研究会第65回研究大会が対面形式で開催された。本稿では、10日に開催されたシンポジウム「読書バリアフリーと図書館」の概要を紹介する。まず、司会の村林麻紀氏(八尾市立八尾図書館)と佐藤悠氏(大阪市立淀川図書館)から...

文字・活字文化推進機構、バリアフリー図書について分かりやすく解説した冊子「バリアフリー図書の森へようこそ!」を発行

2024年4月2日、公益財団法人文字・活字文化推進機構が、冊子「バリアフリー図書の森へようこそ!」を発行したと発表しました。バリアフリー図書について分かりやすく解説したもので、「点字つきさわる絵本」、「布の絵本」、「マルチメディアDAISY図書」など主なバリアフリー図書について分かりやすく解説されています。2024年4月下旬から資料請求を受け付ける予定とあります。冊子のデータは、ウェブサイトからダウンロードすることもできます。冊子「バリアフリー図書の森へようこそ!」を発行(文...

韓国文化体育観光部、「第2次点字発展基本計画(2024-2028)」を公表

2024年3月8日、韓国文化体育観光部が「第2次点字発展基本計画(2024-2028)」を公表しました。点字法の規定により、文化体育観光部長官が5年ごとに点字の発展と保全のために同計画を策定することとされています。第1次計画(2019-2023)を踏まえ、点字の研究教育及び普及拡大を通じて、公的な文字としての点字に対する認識と視覚障害者の点字使用環境の改善を図り、デジタル環境下における点字の発展戦略を整備するとしています。제2차 점자발전기본계획(2024~2028)(문화체...

【イベント】読書バリアフリーフェスタ2023(9/16・香美)

2023年9月16日、香美市立図書館かみーる(高知県)において、読書バリアフリーフェスタ2023が開催されます。同館で行っている読書バリアフリーサービスを多くの人に知ってもらう機会にしたいとしています。元木章博氏(鶴見大学文学部教授)による講演会「3D技術と図書館」のほか、世界遺産を3Dプリンターで再現した「“触”れて、“分”かる博物館」、点字や手話のおはなし会等が実施されます。各イベントは参加料無料、申込不要ですが、講演会については、参加者が多い場合は先着順とあります。読書...

【イベント】JEPAセミナー「始めませんか? アクセシブルな電子図書館の開発と導入 ――「電子図書館のアクセシビリティ対応ガイドライン1.0」概要」(7/31・オンライン)

2023年7月31日、日本電子出版協会(JEPA)の主催により、JEPAセミナー「始めませんか? アクセシブルな電子図書館の開発と導入 ――「電子図書館のアクセシビリティ対応ガイドライン1.0」概要」がオンラインで開催されます。講師は国立国会図書館(NDL)総務部企画課の植村要です。セミナーでは、「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する基本的な計画」を受けて、NDLを事務局とする「図書館におけるアクセシブルな電子書籍サービスに関する検討会」が作成した「電子図書館のアクセシ...

E2619 – インクルーシブな情報社会実現に向けた韓国の取組<報告>

カレントアウェアネス-E No.461 2023.07.27 E2619 インクルーシブな情報社会実現に向けた韓国の取組<報告> 関西館図書館協力課・田中福太郎(たなかふくたろう)2023年3月23日、国立国会図書館(NDL)は、韓国国立障害者図書館(以下「障害者図書館」)資料開発課のチャン・ポソン氏を講師とするウェブ講演会「インクルーシブな情報社会実現に向けた図書館の役割―韓国国立障害者図書館における取組―」を開催した。本稿ではその概要を報告する。障害者図書館は、障壁のない...