スイスで「COVID証明書」の提示を求める施設等の範囲が拡大:図書館も対象に

2021年9月8日、スイス連邦参事会(Federal Council)が、9月13日から「COVID証明書(COVID certificate)」の提示が必要な施設等の範囲を拡大すると発表しました。実施期間は2022年1月24日までです。

「COVID証明書」はワクチン接種済みであることや、新型コロナウイルス感染症からの回復、検査の陰性を証明するものです。今回の範囲拡大により、博物館・図書館を含む文化娯楽施設等が追加されました。

なお、提示義務に従わない場合、利用者・来場者には100スイス・フランの罰金が科される可能性があり、施設やイベント主催者は罰金または閉鎖となる可能性があると述べられています。

Coronavirus: Federal Council extends COVID certificate requirement and launches consultation on new entry rules(The Federal Council, 2021/9/8)
https://www.admin.ch/gov/en/start/documentation/media-releases.msg-id-85035.html

関連:
新型コロナ「COVID証明書」提示義務の範囲拡大を決定(日本貿易振興機構, 2021/9/10)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/09/053462bd0c5165b6.html

参考:
フランス、新型コロナウイルス感染症対策として図書館入館時にワクチン接種やPCR検査陰性等の証明“pass sanitaire”の提示が必要に:50人以上の滞在が可能な図書館等
Posted 2021年7月27日
https://current.ndl.go.jp/node/44484