PLOSをはじめとするOA出版者らが即時オープンアクセス義務化方針を支持する書簡を米・トランプ大統領に提出

PLOSが複数のOA出版者・関係団体と連名で、米・トランプ大統領に対し、米国政府で検討されていると噂される政府助成研究の即時OA義務化案を支持する書簡を提出したことを発表しました。

同書簡にはPLOSのほか、PeerJ、MIT Press、eLife、F1000 Research、Frontiersなど、米国に拠点を置く、もしくは米国に被雇用者のいるOA出版者・関係団体が参加しています。米国出版協会(AAP)が2019年12月18日に米政府に提出した即時OA化方針に反対する書簡に言及しつつ、すべての出版者がAAPと考えを共有しているわけではなく、PLOSらは即時OA義務化案を支持することを表明する内容になっています。

PLOS Joins Other Publishers and Societies in Support of the Proposed White House Policy Regarding Federally Funded Research(The Official PLOS Blog、2020/1/17付け)
https://blogs.plos.org/plos/2020/01/plos-joins-other-publishers-and-societies-in-support-of-the-proposed-white-house-policy-regarding-federally-funded-research/

参考:
米国政府が政府助成研究の即時オープンアクセス(OA)義務化を検討?:出版関係者等に様々な反応(記事紹介)
Posted 2019年12月26日
https://current.ndl.go.jp/node/39850