米国化学会(ACS)、全てのハイブリッドジャーナルをPlan Sに準拠した転換雑誌にすると発表

2022年4月26日、米国化学会(ACS)が、ハイブリッドジャーナルをPlan Sに準拠した転換雑誌にすると発表しました。

ACSが刊行する60誌以上のハイブリッドジャーナルの全てを対象としており、12のゴールドオープンアクセス(OA)ジャーナルと合わせて、著者がより柔軟に出版場所を選択できるようになること等が述べられています。

ACS Publications commits its entire hybrid journal portfolio to become transformative journals(ACS, 2022/4/26)
https://www.acs.org/content/acs/en/pressroom/newsreleases/2022/april/acs-publications-commits-entire-hybrid-journal-portfolio-to-become-transformative-journals.html

参考:
「転換雑誌」についての初期評価:cOAlition Sによる分析(記事紹介)
Posted 2021年8月17日
https://current.ndl.go.jp/node/44611

CA1990 – 動向レビュー:プランS改訂版発表後の展開―転換契約等と出版社との契約への影響 / 船守美穂
カレントアウェアネス No.346 2020年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1990

CA1977 – 動向レビュー:学術雑誌の転換契約をめぐる動向 / 尾城孝一
カレントアウェアネス No.344 2020年6月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1977