IEEE、全てのハイブリッドジャーナルをPlan Sに準拠した転換雑誌とすると発表

2022年11月28日、IEEEが、160タイトル以上の全てのハイブリッドジャーナルをPlan Sに準拠した転換雑誌とすると発表しました。

発表の中で、IEEEが刊行するどのジャーナルで論文を発表しても、Plan Sの要件を満たせるようになったと述べています。また、知識のより広い流通、研究成果の公開範囲の最大化を可能とする、持続可能なオープンアクセス出版の機会を著者に提供するIEEEの取組の一環であるとしています。

IEEE Commits its Entire Hybrid Journal Portfolio to Transformative Journal Status Aligned with Plan S(IEEE, 2022/11/28)
https://www.ieee.org/about/news/2022/entire-hybrid-journal-portfolio.html

参考:
cOAlition Sによる転換雑誌に関する分析:2021年版(記事紹介) 2022-06-28
https://current.ndl.go.jp/car/46397

米国化学会(ACS)、全てのハイブリッドジャーナルをPlan Sに準拠した転換雑誌にすると発表 2022-05-02
https://current.ndl.go.jp/car/46068

CA1977 – 動向レビュー:学術雑誌の転換契約をめぐる動向
カレントアウェアネス No.344 2020.06.20
https://current.ndl.go.jp/ca1977

CA1977 – 動向レビュー:学術雑誌の転換契約をめぐる動向 / 尾城孝一
カレントアウェアネス No.344 2020年6月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1977