2021年12月10日、国立情報学研究所(NII)のディジタル・シルクロード・プロジェクトが、新たな「シルクロード遺跡データベース」を公開したと発表しました。
同プロジェクトは、シルクロード遺跡に関する情報を統合して全体像を俯瞰する研究を進めており、「シルクロード遺跡データベース」では、シルクロード地域の遺跡に関する各種情報を統合的に提供しています。また、資料間の照合結果を記述する機能を実装したと述べられています。
IIIFへの対応として人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)が開発するIIIF Curation Platform(ICP)を活用しており、オープンソースソフトウェア“Omeka S”を採用しているとあります。
ディジタル・シルクロード
http://dsr.nii.ac.jp/
※「新着情報」欄に2021年12月10日付で「新しいシルクロード遺跡データベースを公開しました。」とあります。
シルクロード遺跡データベース
http://dsr.nii.ac.jp/ruin/s/ja/page/welcome
ヘルプ(シルクロード遺跡データベース)
http://dsr.nii.ac.jp/ruin/s/ja/page/help
参考:
「『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ」が更新、収録ページ数が7万ページを超える
Posted 2016年1月7日
https://current.ndl.go.jp/node/30386
E2301 – オープンな画像の利活用を開拓するIIIF Curation Platform
カレントアウェアネス-E No.398 2020.09.17
https://current.ndl.go.jp/e2301
E2094 – Omeka Sを活用した東京大学文書館デジタル・アーカイブの公開
カレントアウェアネス-E No.361 2019.01.17
https://current.ndl.go.jp/e2094