2021年10月28日、OCLC Researchが、新型コロナウイルス感染症感染拡大下における図書館のリーダーの経験に関する調査レポート“New Model Library: Pandemic Effects and Library Directions”を公開したと発表しました。
2020年4月から7月にかけて、11か国の図書館のリーダー29人(うち国立図書館1館、公共図書館7館、学術図書館21館)を対象にOCLC Researchが実施した、新型コロナウイルス感染症感染拡大への対応や、実践・環境の変化の結果としての図書館観に関するインタビュー結果をまとめたものです。
報告書では、図書館の業務・コレクション・エンゲージメントに関する経験について、「Agility」「Collaboration」「Virtualization」「Space」といった側面からまとめ、推奨事項等を示しています。
New Model Library—A new publication from OCLC Research(OCLC Research, 2021/10/28)
https://www.oclc.org/research/news/2021/new-model-library-publication.html
New Model Library: Pandemic Effects and Library Directions(OCLC Research)
https://www.oclc.org/research/publications/2021/oclcresearch-new-model-library.html
https://www.oclc.org/content/dam/research/publications/2021/oclcresearch-new-model-library-a4.pdf
※2つ目のリンクがレポートの本体[PDF:41ページ]です。
参考:
米・ITHAKA S+R、大学図書館の指導者層を対象とした新型コロナウイルス感染症影響下の戦略・予算編成に関する調査報告書を公開
Posted 2020年12月14日
https://current.ndl.go.jp/node/42752
E2364 – 学術図書館における電子書籍コレクション構築の動向(ACRL)
カレントアウェアネス-E No.409 2021.03.04
https://current.ndl.go.jp/e2364