江戸川区(東京都)、区内の公園や緑道等に点在する芸術作品をインターネットで鑑賞できる「えどがわデジタル美術館」を公開

2021年4月30日、東京都の江戸川区は、区内の公園や緑道などに点在するブロンズ像やオブジェなどの芸術作品をインターネットで鑑賞できる「えどがわデジタル美術館」を公開しました。

同区が保有する250点の作品リストをもとに、公園や緑道、駅前広場など区内に点在する芸術作品を、2020年4月から約1年間かけて現地調査し、カメラで撮影したものです。

現在、「ブロンズ像」「石像」「オブジェ」の種類別に162作品が掲載されており、作品の画像をクリックすると、区の公式記録サイト「江戸川画像文庫」に遷移し、作者名や詳しい解説を見ることができます。また、「アート散策コース」第1弾として、篠田堀・東井堀親水緑道にある14点作品を紹介しており、今後、イラスト入りの地図の公開も予定されています。

緊急事態宣言の発令により都内の美術館や博物館が休館となる中、自宅から気軽に同区の芸術文化に触れることができるとしています。

「えどがわデジタル美術館」本日オープン(江戸川区,2021/4/30)
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e004/kuseijoho/kohokocho/press/2021/04/0428-6.html

えどがわデジタル美術館(江戸川区)
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/sports/bunka/digital_art/index.html

参考:
英国のArt UK、英国全土の彫刻分野のパブリックアート作品の電子化公開プロジェクトにおいて最初の1,000作品をオンラインで公開
Posted 2019年2月25日
https://current.ndl.go.jp/node/37647

米・共通役務庁(General Services Administration:GSA)、パブリックアートのコレクションをオンラインで公開
Posted 2015年10月19日
https://current.ndl.go.jp/node/29685