江戸川区立篠崎図書館(東京都)、在宅勤務を行った職員の当時の本への向き合い方をまとめた冊子『図書館員が屋根のしたで読んだ本の話』を作成

東京都の江戸川区立篠崎図書館が、冊子『図書館員が屋根のしたで読んだ本の話』を500部作成し、2020年8月1日から配布しています。

緊急事態宣言の発令に伴い、江戸川区立図書館は4月8日から5月27日まで全館が臨時休館となり、同館でも通常1日に10人程度の出勤者を5人以下に抑制し、職員全員が在宅勤務を経験したことから、職員に発案により、在宅勤務当時の本への向き合い方をまとめた冊子です。

当初の企画では読んだ本について書くことが意図されていたものの、実際には日々のニュースに気を取られて読書に集中できないことが多かったという経験を踏まえ、同館の特集コーナーでは8月から、比較的読みやすいリラクゼーションなどの癒し系の本を取り上げていると紹介されています。

配布期間は8月30日までですが、在庫がなくなり次第終了します。

2020年(令和2年)8月13日 緊急事態宣言中に「図書館員が屋根のしたで読んだ本の話」を冊子にまとめて配付中“おすすめの本の紹介ではなく、「あの時」の記録の一つ”(江戸川区,2020/8/13)
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e004/kuseijoho/kohokocho/press/2020/08/0813-1.html

冊子「図書館員が屋根のしたで読んだ本の話」を配布中です!(江戸川区立篠崎図書館,2020/8/1)
https://www.shinozaki-bunkaplaza.com/library/blog/article.php?id=1603

参考:
日野市立図書館(東京都)、新型コロナウイルス感染拡大防止のための長期休館後に利用者の「本や読書」または「図書館」への思いを調査した結果を公表
Posted 2020年8月7日
https://current.ndl.go.jp/node/41694