2021年1月19日、京都大学学術情報メディアセンターの主催により、「教育データの利活用による教育変革:これまでの実践知を踏まえた今後の展望」がオンラインで開催されます。
同センターは、各分野の講師による研究開発活動の内容や現在抱えている課題の紹介、参加者を含めた広く議論を行う機会として、月例でセミナーを開催しています。1月19日のセミナーでは、「教育データの利活用による教育変革」のテーマについて、講演とパネル討論が行われます。
参加費は無料で、京都大学の教職員・学生に限らず一般の参加も可能ですが、事前の申し込みが必要です。主なプログラムは次のとおりです。
・趣旨説明
緒方広明氏(京都大学学術情報メディアセンター 教授)
・BookRoll による学習データ利活用の授業実践と家庭学習とのつながり
宮部剛氏(京都市立西京高等学校附属中学校 主幹教諭)
・初等中等教育における学習ビッグデータの未来と現状
久富望氏(京都大学大学院教育学研究科 助教)
・ラーニングアナリティクスは自律的学習者育成に向けて何ができるか?
山田政寛氏(九州大学基幹教育院 准教授)
・教育・学習データの利活用ポリシー策定について
上田浩氏(法政大学情報メディア教育研究センター 教授)
・教育ビッグデータと AI 技術による教育支援
Flanagan Brendan氏(京都大学学術情報メディアセンター 特定講師)
・パネル討論:これまでの実践知を踏まえた今後の展望
司会:緒方広明氏
発表者全員
学術情報メディアセンターセミナー「教育データの利活用による教育変革:これまでの実践知を踏まえた今後の展望」(オンライン開催)(京都大学学術情報メディアセンター,2020/11/24)
https://www.media.kyoto-u.ac.jp/accms_web/event/2234.html
学術情報メディアセンターセミナー「教育データの利活用による教育変革:これまでの実践知を踏まえた今後の展望」(オンライン開催)(京都大学,2020/12/8)
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/event/2020-12-08-0
参考:
九州大学基幹教育院に「ラーニングアナリティクスセンター」が設置:教育ビッグデータの蓄積と分析で教育・学習の改善を図る
Posted 2016年3月18日
https://current.ndl.go.jp/node/31053
文部科学省、「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策(最終まとめ)」を公表
Posted 2019年6月28日
https://current.ndl.go.jp/node/38480
米・SPARC、高等教育機関向けに学術データとその基盤への出版業界の統制増大に対抗するためのロードマップを公開
Posted 2019年11月28日
https://current.ndl.go.jp/node/39612
E2112 – 北米の研究図書館におけるラーニングアナリティクスの取組
カレントアウェアネス-E No.364 2019.02.28
https://current.ndl.go.jp/e2112