2019年7月30日、国際図書館連盟(IFLA)の情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)が、ブリーフィングペーパー“Educational Technologies and Student Data”を公開しました。
教育分野において、膨大な量の児童・生徒・学生の行動データを追跡・分析し、その行動・幸福度を評価する新しい種類の技術が生まれてきており、図書館においても、直接的にも間接的にもこのような傾向に遭遇する可能性もあることから、図書館が考慮すべき重要な倫理面・セキュリティー面での問題点を概観し、責任を持って倫理的にEdtech(教育技術)を活用するにあたっての図書館のためのいくつかの提案を行っています。
Now available: Educational Technologies and Student Data – Briefing for Libraries(IFLA,2019/7/30)
https://www.ifla.org/node/92337
Educational Technologies and Student Data [PDF:4ページ]
https://www.ifla.org/files/assets/faife/publications/misc/educational_technology_and_student_data_briefing.pdf
参考:
E2112 – 北米の研究図書館におけるラーニングアナリティクスの取組
カレントアウェアネス-E No.364 2019.02.28
http://current.ndl.go.jp/e2112