LJ infodocketの2020年10月20日付け記事で、単行書“Reassembling Scholarly Communications: Histories, Infrastructures, and Global Politics of Open Access”(『学術コミュニケーションの再構築:オープンアクセスの歴史、基盤、グローバル・ポリティクス』)のオープンアクセスでの公開が紹介されています。
米・マサチューセッツ工科大学出版局が2020年10月に出版した同書は、その概要紹介によれば、植民地時代の遺産、知識フレームワーク、公衆と政治、アーカイブとデジタル保存、基盤とプラットフォーム、グローバル・コミュニティの観点からオープンアクセスについて検討する内容となっています。複数の著者による分担執筆であり、英・ロンドン大学バークベック校で文学・技術・出版を教えるMartin Paul Eve教授と、英・キングス・カレッジ・ロンドンのデジタル人文学部門のJonathan Gray講師が編者を務めています。
New Book: “Reassembling Scholarly Communications: Histories, Infrastructures, and Global Politics of Open Access”(LJ infodocket, 2020/10/20)
https://www.infodocket.com/2020/10/20/new-book-reassembling-scholarly-communications-histories-infrastructures-and-global-politics-of-open-access/
Reassembling Scholarly Communications:Histories, Infrastructures, and Global Politics of Open Access(MIT Press)
https://mitpress.mit.edu/books/reassembling-scholarly-communications
※同書の販売ページです。刊行日は“October 2020”とあります。
Reassembling Scholarly Communications:Histories, Infrastructures, and Global Politics of Open Access(MIT Press Direct)
https://doi.org/10.7551/mitpress/11885.001.0001
※本文を公開しているページです。章別の閲覧・ダウンロードが可能となっています。
Reassembling Scholarly Communications: Histories, Infrastructures, and Global Politics of Open Access(BIROn)
https://eprints.bbk.ac.uk/id/eprint/21102/
※ロンドン大学バークベック校の機関リポジトリ“BIROn”上で同書を公開しているページです。PDF又はEPUB形式による同書の一括ダウンロードが可能となっています。
参考:
オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、『知識解縛:オープンアクセスに関する著作選,2002-2011』を公開:オープンアクセスに関する重要文献の日本語訳
Posted 2019年6月24日
https://current.ndl.go.jp/node/38420