2020年9月29日、文部科学省が、令和3年度の同省の概算要求に関する発表資料の一覧を公表しています。
文部科学省の概算要求では、「学校教育・社会教育を担う教育人材(社会教育主事、司書等)の資質能力の向上」、「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン(図書館のデジタル化(貴重資料等のデジタル化システムの構築))」、「特別支援教育の生涯学習化を進める「障害者活躍推進プラン」等の推進(図書館における障害者利用の促進)」等が挙げられています。
また、文化庁の概算要求では、「日本映画の創造・振興プラン(国立映画アーカイブとの有機的な連携)」「メディア芸術の創造・発信プラン(アーキビスト等人材の育成促進・メディア芸術DBの充実)」「文化遺産オンライン構想の推進」「災害等から文化財を護るための防災対策促進プラン」「博物館等の国際交流の促進」「文化関係資料のアーカイブの構築等に関する調査研究事業」「被災ミュージアム再興事業」等が挙がっています。
新着情報(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※令和2年9月29日欄に「令和3年度予算」とあります。
令和3年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(9月)(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00001.htm
参考:
中央教育審議会、「人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策について(答申)」を公表
Posted 2018年12月25日
https://current.ndl.go.jp/node/37281
文部科学省、令和元年度「生涯学習を通じた共生社会の実現に関する調査研究」の報告書を公開:社会教育施設において障害者が学習活動に参加する際に行う合理的配慮に関する調査
Posted 2020年9月24日
https://current.ndl.go.jp/node/42057
国立国会図書館サーチ、「メディア芸術データベース(マンガ)」との連携を開始
Posted 2020年1月30日
https://current.ndl.go.jp/node/40114
E355 – 文化遺産デジタルコンテンツの一元的提供について <文献紹介>
カレントアウェアネス-E No.62 2005.07.20
https://current.ndl.go.jp/e355
E2014 – 国立美術館の映画専門機関「国立映画アーカイブ」
カレントアウェアネス-E No.345 2018.04.19
https://current.ndl.go.jp/e2014