2019年10月6日、奈良県奈良市の奈良大学において、日本図書館研究会主催の2019年度図書館学セミナー「公共図書館における地域資料に関わるサービスの意義と今後の展望」が開催されます。
近年の公共図書館における地域資料に関わるサービスの新たな取組を踏まえつつ、その意義や今後の展望について考えることを目的としています。
参加には事前の申し込みが必要で、参加費(会員2,000円、非会員(団体会員も含む)3,000円、学生(会員学生)1,000円)が必要です。
内容は以下の通りです。
講演 「公共図書館における地域資料に関わるサービスの意義と今後の方向性について-瀬戸内市立図書館での実践事例をもとに-」
嶋田学氏(奈良大学)
報告1.「まちについての思い出を,図書館で残すプロジェクト-大阪市立図書館における「思い出のこし」事業の実例をもとに-」
相宗大督氏(大阪市立住之江図書館,日本図書館協会認定司書1038)
報告2.「関係機関との連携による神奈川県行政資料アーカイブの構築と運営について」
森谷芳浩氏(神奈川県立図書館)
報告3.「地場産業に関する資料の収集と提供-今治市立中央図書館における「タオルびと」プロジェクトの事例をもとに-」
野口環氏(今治市立中央図書館)
報告4.「図書館における地域資料の新たな活用方法としてのウィキペディア・タウン事業の意義と現状,今後の展開について」
青木和人氏(オープンデータ京都実践会)
討 議(途中休憩含む)
嶋田学氏・相宗大督氏・森谷芳浩氏、野口環氏・青木和人氏
公共図書館における地域資料に関わるサービスの意義と今後の展望(日本図書館研究会,2019/9/2)
http://www.nal-lib.jp/events/seminar/2019/invit.html
参考:
CA1876 – 動向レビュー:公立図書館における住民との協働による地域資料サービスの構築 / 相宗大督
カレントアウェアネス No.328 2016年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1876
E1736 – 「神奈川県行政資料アーカイブ」の構築
カレントアウェアネス-E No.293 2015.11.26
http://current.ndl.go.jp/e1736
E1852 – 「ウィキペディア・タウン by京都府立南陽高等学校」
カレントアウェアネス-E No.313 2016.10.20
http://current.ndl.go.jp/e1852
CA1847 – ライブラリアンによるWikipedia Townへの支援 / 是住久美子
カレントアウェアネス No.324 2015年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1847
CA1945 – 近年の公立図書館による出版活動の概要:定期刊行物を中心に / 武田和也
カレントアウェアネス No.339 2019年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1945
CA1846 – 研究文献レビュー:地域資料サービス / 竹田芳則
カレントアウェアネス No.323 2015年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1846
E2044 – 公立図書館における地域資料サービスに関する報告書について
カレントアウェアネス-E No.351 2018.07.26
http://current.ndl.go.jp/e2044
図書館調査研究リポートNo.9 地域資料に関する調査研究
http://current.ndl.go.jp/report/no9