早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンター、両館の共同運用による新図書館システムへ移行

2019年9月2日、早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンターは、両館の図書館システムを両館共同運用による新図書館システムへ移行したことを発表しました。

両館は高度化する情報技術と学術情報流通の変化に迅速に対応するため、新図書館システムとして世界41か国、約1,800機関で導入されているクラウド型の図書館システムを採用したことを発表しています。新図書館システムでは、早稲田大学・慶應義塾大学の蔵書を合わせた約1,070万冊が同時に検索可能なほか、世界の学術情報(論文・記事)の検索も可能となっています。

図書館システム(WINE)が新しくなりました(早稲田大学図書館,2019/9/2)
https://www.waseda.jp/library/news/2019/09/02/7438/

お知らせ(慶應義塾大学メディアセンター)
http://www.lib.keio.ac.jp/jp/index.php
※「[2019/09/02] 【重要なお知らせ】KOSMOSが新しくなりました」とあります。

KOSMOSが新しくなりました(慶應義塾大学メディアセンター)
https://search.lib.keio.ac.jp/discovery/search?vid=81SOKEI_KEIO:KEIO&lang=ja

新図書館システムへの移行について: 概要(早稲田大学図書館)
https://waseda-jp.libguides.com/c.php?g=915196&p=6595717

新システム移行に関する最新情報: 概要(慶應義塾大学メディアセンター)
https://libguides.lib.keio.ac.jp/notice/overview

参考:
早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンター、共同運用図書館システムにEx LibrisのAlma・Primo VEの採用を決定
Posted 2018年3月9日
http://current.ndl.go.jp/node/35626

早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンター(図書館)、図書館システムの共同運用に関する覚書を締結
Posted 2017年5月17日
http://current.ndl.go.jp/node/33996

CA1896 – 動向レビュー:共同運用による図書館システム導入の新たな可能性 / 上野友稔,香川朋子,片岡 真
カレントアウェアネス No.331 2017年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1896