早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンターによる早慶和書電子化推進コンソーシアムが、学生・教職員向けの電子書籍プロジェクトを2024年4月以降も継続すると発表しています。
同コンソーシアムは、株式会社紀伊國屋書店と協働して国内出版社5社と和書の電子化を推進する実験的プロジェクトを、2022年10月から2024年3月までの期間限定で立ち上げていました。
今回、新たに国内出版社3社(株式会社アルク、株式会社中央公論新社、株式会社PHP研究所)と、当初からの継続となる株式会社岩波書店を含めた4社から賛同を得て、2024年4月以降も実験を継続することとなったとあります。これにより、プロジェクト期間中、両大学の学生・教職員は、出版社から提供を受けた約1,200点の電子書籍タイトルの利用が可能となります。
「早慶和書電子化推進コンソーシアム」2024年度新規コンテンツ提供開始(慶應義塾大学メディアセンター, 2024/4/1)
https://www.lib.keio.ac.jp/news/008317_Jp.html
[リニューアルして延長!]早慶・期間限定で1200点以上の電子書籍を提供(2024年4月~2025年3月)【早慶和書電子化推進コンソーシアム】(早稲田大学図書館, 2024/3/29)
https://www.waseda.jp/library/news/2024/03/29/21458/
早慶和書電子化推進コンソーシアム: 本コンソーシアムについて(慶應義塾大学メディアセンター)
https://libguides.lib.keio.ac.jp/sokei-ebook/home
早慶和書電子化推進コンソーシアム: プロジェクト概要(早稲田大学図書館)
https://waseda-jp.libguides.com/sokei-ebook
参考:
E2575 – 早慶和書電子化推進コンソーシアム:早慶の新たな取り組み
カレントアウェアネス-E No.451 2023.02.02
https://current.ndl.go.jp/e2575