2024年4月1日から、早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンターが、「早慶間取寄せ貸出」・「学生証・教職員証による相互入館」サービスを開始しました。
両大学の教職員が自校の蔵書検索システムから相手校の図書を取り寄せて、自校の図書館で貸出手続を行うことが可能となるほか、教職員・学生が自校の職員証・学生証カード(ICチップ搭載)で相手校の図書館にそのまま入館することが可能になります。
発表によると、これらのサービスは、2019年に両大学が図書館システムの共同運用を開始したことにより実現しました。なお、2024年度は試行という位置付けであるとあります。
「早慶間取寄せ貸出」・「学生証・教職員証による相互入館」サービスの開始(2024年4月1日~)(早稲田大学図書館, 2024/4/3)
https://www.waseda.jp/library/news/2024/04/03/21492/
「早慶間取寄せ貸出」・「学生証・教職員証による相互入館」サービスの開始(2024年4月1日~)(慶應義塾大学メディアセンター, 2024/4/3)
https://www.lib.keio.ac.jp/news/008336_Jp.html
参考:
早慶和書電子化推進コンソーシアム、学生・教職員向けの電子書籍プロジェクトを2024年4月以降も継続 [2024年04月11日]
https://current.ndl.go.jp/car/218522
E2575 – 早慶和書電子化推進コンソーシアム:早慶の新たな取り組み
カレントアウェアネス-E No.451 2023.02.02
https://current.ndl.go.jp/e2575
本間知佐子, 入江伸. 早稲田大学・慶應義塾大学コンソーシアムによる図書館システム共同運用に向けた取り組みについて. カレントアウェアネス. 2020, (343), CA1969, p. 6-9.
https://current.ndl.go.jp/ca1969