2024年3月26日、内閣府が「新国立公文書館展示基本計画」を決定しました。
これは、2024年2月に魅力ある新国立公文書館の展示・運営の在り方に関する検討会が取りまとめた「新国立公文書館展示基本構想」を踏まえて、新たな国立公文書館における展示の目的や基本方針などについて定めたものです。
展示の目的として、①公文書の意義・重要性を伝えること、②公文書を保存し、将来に残すことの意義・重要性(国立公文書館の役割を含む。)を伝えること、③我が国の歴史や政策の成り立ちを伝えること、の3点が挙げられています。
また、展示の基本方針として、①こども・若者に分かりやすい展示、②全ての来館者等に配慮した展示、③「関心」「理解」「学び」につながる展示、④視点の多様性等を備えた展示の4点が掲げられています。
今後は同計画に沿って、2028(令和10)年度末の開館に向けて準備を進めるとあります。
新たな国立公文書館の展示基本計画を決定!(内閣府, 2024/4/12)
https://www.cao.go.jp/press/new_wave/20240412.html
新たな国立公文書館について(内閣府)
https://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/shinkan/shinkan.html
新国立公文書館展示基本計画 [PDF:1.47MB]
https://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/shinkan/pdf/tenzikeikaku_honbun.pdf
https://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/shinkan/pdf/tenzikeikaku_gaiyo.pdf
※二つ目のURLは基本計画の概要[PDF:766KB]です。
関連:
新国立公文書館展示基本構想 [PDF:1.20MB]
https://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/miryoku/kousou.pdf
参考:
魅力ある新国立公文書館の展示・運営の在り方に関する検討会(第12回)の配布資料が公開:「新国立公文書館展示基本構想(案)」 [2024年02月22日]
https://current.ndl.go.jp/car/210508