2018年2月9日、オープンアクセス誌eLifeはNeuroscience Peer Review Consortium (NPRC)へ参加することを発表しました。
NPRCは神経科学分野における出版者を超えた査読コンソーシアムです。査読の効率化を図るもので、NPRC参加雑誌間では、ある雑誌で却下された論文について、査読コメント等を別の雑誌の査読に引き継ぐことができます。現在50以上の雑誌がNPRCに参加しているとのことです。
Announcement: eLife joins the Neuroscience Peer Review Consortium(eLife、2018/2/9付け)
https://elifesciences.org/inside-elife/c5844470/announcement-elife-joins-the-neuroscience-peer-review-consortium
参考:
オープンアクセス誌”eLife”、Overleafをはじめとする複数の論文執筆ツールと提携 より簡易な論文投稿を実現
Posted 2017年1月24日
http://current.ndl.go.jp/node/33315
オープンアクセス誌“eLife”、2017年から論文掲載料を設定
Posted 2016年10月3日
http://current.ndl.go.jp/node/32660
オープンアクセス誌“eLife”が、論文公開後に著者が情報を追記できる“Advancing research”を開始
Posted 2014年8月22日
http://current.ndl.go.jp/node/26856
英米独の研究助成機関による生命科学分野のオープンアクセス誌“eLife”が正式創刊
Posted 2012年12月14日
http://current.ndl.go.jp/node/22524
CA1829 – 査読をめぐる新たな問題 / 佐藤 翔 カレントアウェアネス No.321 2014年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1829