2026年6月12日、愛知県半田市等が、半田市立図書館における音環境実証実験の結果を公表しました。
改修工事を伴わず“音”で空間の使われ方を段階的に整える手法の有効性を検証する実証実験であり、2026年2月初旬から3月中旬にかけて実施されました。
期間中に来館者を対象として行ったアンケート調査(回答161名)をもとに、「静寂が前提」とされてきた図書館空間で、音や会話を一定程度許容する新たな利用スタイルが受容されるか、また来館者の体験にどのような影響を与えるかを検証したとあります。
主な結果として、「会話可能エリア」について賛成は60.4%と過半数を得るものの反対は18.1%であり、異なるニーズを満たす空間実現には、BGM選定やゾーニングで改善余地があることが確認できたとしています。
半田市立図書館における音環境実証実験の報告(半田市, 2026/6/12)
https://www.city.handa.lg.jp/shisei/koho/1004056/1004057/1011243/1011912/1012030.html
半田市立図書館における音環境設計による空間ゾーニングの実証アンケート 「会話可能エリア」賛成60.4%と過半数を得るも、反対18.1% 異なるニーズを満たす空間実現には、BGM選定やゾーニングで改善余地(TOA, 2026/6/12)
https://www.toa-global.com/ja/news/corporate/202606/260612
半田市立図書館における音環境実証実験の結果について~静寂と交流の両立に向けた新たな図書館空間の可能性を確認~(図書館総合研究所, 2026/6/12)
https://lib-soken.jp/news/7rrNhVEa
参考:
半田市立図書館(愛知県)、環境音を活用した空間ゾーニングの実証実験を実施 [2026年01月28日]
https://current.ndl.go.jp/car/270137
臼杵市立臼杵図書館、図書館BGMに関する利用者アンケート結果を公開 [2026年05月29日]
https://current.ndl.go.jp/car/278940
CA2072 – 民と官で築いた牧之原市立図書交流館「いこっと」 / 水野秀信
カレントアウェアネス No.362 2024年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca2072
CA2060 – 図書館における「音」をどう包含するか / 中井孝幸
カレントアウェアネス No.360 2024年6月20日
https://current.ndl.go.jp/ca2060
