2017年1月13日、オープンアクセス誌”eLife”はOverleaf、Authorea、Manuscripts.app、PubRef等、複数のオンライン論文執筆ツールと提携し、より簡易な論文投稿を実現したと発表しました。
このうちOverleafはオンラインで利用できるLaTex原稿執筆ツールで、共著者との共同執筆機能等も備えたものです。今回の提携により、eLifeの投稿・査読システムにOverleafが統合され、著者はより簡易に完成した原稿を投稿できるようになります。さらに、eLifeの紙面に合致した、オープンソースのLaTeXテンプレートも公開されるとのことです。
その他の論文執筆ツールについても、eLifeの投稿・査読システムと連携した投稿ボタン等が提供されます。
eLife simplifies submission for authors through new collaborations(eLife、20171/13付け)
https://elifesciences.org/elife-news/elife-simplifies-submission-for-authors-through-new-collaborations
eLife simplifies submission for authors through new collaborations(Overleaf、2017/1/13付け)
https://www.overleaf.com/blog/445-elife-simplifies-submission-for-authors-through-new-collaborations#.WIbs1VKQYdM
参考:
オープンアクセス誌“eLife”、2017年から論文掲載料を設定
Posted 2016年10月3日
http://current.ndl.go.jp/node/32660
オープンアクセス誌“eLife”が、論文公開後に著者が情報を追記できる“Advancing research”を開始
Posted 2014年8月22日
http://current.ndl.go.jp/node/26856
Digital Science社、論文出版に関する専門家マッチングサービスPeerwithに資本参加、傘下へ
Posted 2017年1月24日
http://current.ndl.go.jp/node/33314