京都国際マンガミュージアム、「戦争マンガ」の企画展「マンガと戦争展 6つの視点と3人の原画から」を開催

2015年6月6日から9月6日まで、京都国際マンガミュージアムは、企画展「マンガと戦争展 6つの視点と3人の原画から」を開催します。

「戦後」文化として大きく花開いたマンガは、戦争の体験から大きな影響を受けている文化だと言える、とのことで、戦後70年という節目の年を迎えての開催となったようです。

企画展の内容「原爆」、「特攻」、「満州」、「沖縄」、「戦中派の声」、「マンガの役割」という6つの視点から選ばれた24点のマンガ作品が解説つきのパネルで展示されるようです。また、おざわゆき氏、今日マチ子氏、こうの史代氏らについて、新しい表現の「戦争マンガ」を発表している作家であるされ、その作品原画が展示されるようです。

監修は、評論家の呉智英氏と京都精華大学マンガ学部教授の吉村和真氏とのことです。また、7月19日には、マンガ家の小林よしのり氏と呉氏の対談も行われるようです。

なお、同ミュージアムへの入場料は有料ですが、展示は無料とのことです。また、7月19日の対談イベントは定員200名で事前申込みが必要であるようです。

マンガと戦争展(京都国際マンガミュージアム)
http://www.kyotomm.jp/event/exh/manga_and_war.php

利用案内(京都国際マンガミュージアム)
http://www.kyotomm.jp/guide/

参考:
【イベント】広島市まんが図書館、漫画史講座「震災マンガ マンガから見た震災」を開催 (2/22・広島)
Posted 2015年2月2日
http://current.ndl.go.jp/node/27901

CA1780 – 京都国際マンガミュージアムの現在 / 吉村和真
カレントアウェアネス No.314 2012年12月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1780