2026年5月28日付けで、米国の非営利出版者Annual Reviewsによる図書館員・出版者・ベンダー向けのオンライン雑誌“Katina”に、ダイヤモンドオープンアクセス(OA)をめぐる議論と中国の状況を取り上げた記事が掲載されています。著者は、学術出版に係る優良事例のアジアでの普及などに取り組む団体Asian Council of Science EditorsのMingfang Lu氏とMaryam Sayab氏です。
ダイヤモンドOAは、ラテンアメリカやヨーロッパのコミュニティーが主導する取組と結び付けて語られることが多く、中国は国際的な議論にほとんど参加していないように見えるとされています。しかし、中国には構造こそ異なるものの、機能的には類似したアプローチによって読者に対するオープン性を実現する仕組みがあるとし、グローバルな枠組みにおけるダイヤモンドOAの現行の定義や認識の限界を指摘しています。
What Counts as Diamond Open Access? China Has Its Own Answer.(Katina, 2026/5/28)
https://katinamagazine.org/content/article/open-knowledge/2026/diamond-oa-in-china
参考:
E2594 – 中国のオープンアクセス出版に関する報告書
カレントアウェアネス-E No.456 2023.05.18
https://current.ndl.go.jp/e2594
