大学図書館におけるデータキュレーションに関する調査

米国の調査会社Primary Research Groupが、大学図書館におけるデータキュレーション・データマネジメント業務に関する調査レポート”International Survey of Academic Library Data Curation Practices, 2014-15 Edition”を刊行しました。本文は有料ですが、結果の一部と目次、配布した質問紙等が無料で公開されています。

この調査はマサチューセッツ工科大学やトロント大学など17の大学を対象に、図書館が研究者の研究助成申請時のデータマネジメント計画にどのように関わっているかや、研究者向けのデータマネジメントに関するチュートリアル等をどのように行っているか等を質問紙で尋ねたものです。調査の結果、回答機関の70%以上では研究者に対しデータマネジメント計画立案のアドバイスを行っていること、ビデオあるいはオンラインでのチュートリアルを行っている機関は約18%にとどまること、データキュレーションに携わる職員数はフルタイム換算で平均2.14人であったこと等がわかったとされています。

International Survey of Academic Library Data Curation Practices, 2014-15 Edition
http://www.primaryresearch.com/view_product.php?report_id=486

参考:
CA1818 – 研究データ共有時代における図書館の新たな役割:研究データマネジメントとデータキュレーション / 池内有為 カレントアウェアネス No.319 2014年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1818

E1481 – 大学図書館による研究データ公開支援にむけて:英国調査報告 カレントアウェアネス-E No.245 2013.09.26
http://current.ndl.go.jp/e1481