“Open Access Workflows for Academic Librarians”の作成プロジェクトが進行中

“Open Access Workflows for Academic Librarians”(OAWAL)が2014年3月に公開されていたようです。運営者はJill Emery氏(米ポートランド州立図書館)と、Graham Stone氏(英ハダースフィールド大学)です。

OAWALは、図書館員が所属機関におけるオープンアクセス関係の業務に関して、そのワークフローを作成するためのベースとなる情報をまとめることを意図したもののようです。大きく6つのセクション(Adovocacy、Workflows、Standards、Library As Publisher、Creative Commons、Discovery)が示され、それぞれ説明等が掲載されています。ベストプラクティスの事例などの情報などのフィードバックを今後様々な形で得ながら、サイトを充実させていくとのことです。

D-Lib Magazine(2014年5月/6月号)のカレントアウェアネスのコーナー“In Brief”に掲載された情報によると、OAWALは2014年3月に公開されて以来、JISCや英国国立・大学図書館協会(SCONUL)などを含め、オーストラリア、ドイツ、米国、南アフリカ、英国からの反応があったようです。また内容についてのフィードバックが得られた際には月次で変更していくとのことで、2015年の年初ごろまでの期間でサイトを充実させていく意向のようです。

OAWAL
https://library3.hud.ac.uk/blogs/oawal/

About Authors (OAWAL)
https://library3.hud.ac.uk/blogs/oawal/homepage/about-the-authors/

via.
OAWAL: Open Access Workflows for Academic Librarians(D-Lib Magazine In Brief, 2014年5月/6月)
http://www.dlib.org/dlib/may14/05inbrief.html#EMERY

New Web Resource: Open Access Workflows for Academic Librarians(infoDOCKET, 2014/5/15付け)
http://www.infodocket.com/2014/05/15/new-web-resource-open-access-workflows-for-academic-librarians/